スーパーを、楽しい学びの時間にするために。

食材を吟味する筆者の息子
親子でスーパーマーケットに行くことが、最高の学びになることを知っていますか?
 こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、スーパーマーケットやコンビニグルメ、ダイエットフード、食育などの情報を“食の専門家”として日々発信しています。

 みなさんは子どもと一緒にスーパーマーケットに買い物に行くことはありますか?

 私は食育とスーパーマーケットを専門にする立場として、ある相談を受けることがあります。それは、しっかり買い出しを済ませたいのに、子どもがついてくることで落ち着いて買い物ができない、ぐずられて対応に困るといったようなことです。

 ひとたびこのような悩みを抱えてしまうと、せっかくの買い物が楽しくなくなってしまうどころか、子どもにとっても良い時間にはなりません。コレ、我慢しなければならない試練なのでしょうか?

 答はノー。実はスーパーマーケットは食育の源泉になりうる素晴らしい場所。ちょっとした発想転換をすることで楽しい学びにつなげることができると、私は考えています。

 そこで今回は、我が家(小学2年生の男の子)での実践エピソードをご紹介しながら、今日からすぐにはじめられる“親の心得や工夫”について一緒に考えていきたいと思います。