◆彼氏を信じて交際を続けたが…やはり破局
この筆者の説明を聞いたA子さんは納得してくれたものの、それでもB男さんを信じたい気持ちがあるとのことで、その後も交際を続けていきました。
しかし5ヶ月後、筆者のもとにまた相談に来たA子さんは、開口一番で「やっぱりB男君はクズでした」と言い、肩を落としました。
「B男君は無自覚なクズタイプだったみたいです。私のちょっとしたお願いをすぐにワガママ認定するし、自分の価値観が唯一無二で正しいと思い込んでいるみたいで、私が違う意見を言うと頭ごなしに否定してきて……。声を荒げたり暴力を振るってきたりはなかったんですが、ネチネチとずっと言ってくるので、一緒にいても全然楽しめなくなり……私から別れを告げました」
A子さんは最後に、「自分の貴重な20代の時間を無駄にしないように、これからは付き合う前に歴代彼女と別れた原因を聞いてみて、早めにクズかどうかを判断できるようになりたいです」と宣言。A子さんが誠実な男性と幸せな恋愛ができるよう、願うばかりです。
<文/堺屋大地>
【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『smartFLASH』、『文春オンライン』、『集英社オンライン』などにコラムを寄稿。LINE公式サービスにて、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter(@SakaiyaDaichi)。