元Sexy Zone(現timelesz)の中島健人のソロ楽曲の売上が注目を集めている――。
 
 中島は、10月2日に「HITOGOTO」名義でシングル「ヒトゴト feat. Kento Nakajima」をリリース。「HITOGOTO」は中島主演の7月期の連続ドラマ『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京系)から名づけられた架空の音楽プロジェクトで、中島が歌唱・作詞として参加している。

 だが、連ドラという大きなタイアップがついたにもかかわらず、同曲は同月14日付のオリコン週間シングルランキングで初登場5位、初週売り上げは約2.9万枚止まり。同日リリースで1位となったJO1の「WHERE DO WE GO」の約54万枚とは大きく水を開けられてしまった。

 芸能ジャーナリストの竹下光氏は語る。

「中島さんといえば、Sexy Zone時代から人気メンバーとしてグループを牽引し、ソロとしても数多くのドラマや映画で活躍するなど存在感を放っていました。今回のドラマは強力な裏番組を持つテレ東の金曜夜8時の放送枠ということで視聴率はそれほど高くはないものの、SNSなどでは『面白い』などとそれなりに話題になっていましたし、正直、楽曲の売上には驚かされました」

 もっとも、ソロ転向後の中島の音楽活動に関しては今作だけでなく、苦戦が続いているという。

「今年3月末にグループを卒業した中島ですが、今夏にはシンガーソングライターのキタニタツヤとユニット・GEMNを結成し、人気アニメ『推しの子』(TOKYO MXほか)の第2期オープニング主題歌『ファタール』を担当しました。ただ、同アニメの第1期主題歌を務めたYOASOBIの『アイドル』が社会現象となるほどの爆発的ヒットとなったことと比べると、『ファタール』はそこまでのインパクトを残せていません」(音楽誌ライター)

 そうした中、中島の苦戦の要因としてグループ卒業直前に発覚した元E-girlsの鷲尾伶菜との3年交際を取り沙汰する向きもあるようだが、芸能記者はこう話す。