調節範囲は62~105cmで、実に43cmもの調節幅あり!縦位置で撮影するときにも十分余裕を持ってカメラを構えられる。ズルズルと伸びていきにくく、好みの長さをキープできるのも「サムスライダー」の特長だ。
短くセッティングして、カメラを体に密着
また、険しい山道を登ったり自転車に乗るときなどには、前傾姿勢になるため、長いストラップではカメラが振り子のようにぶらぶらしがち。
「コルト」は、斜め掛けにしたうえで短くセッティングすることで、カメラを体に密着させることができるので、機材を周囲にぶつけたり引っ掛けたりするリスクを低減することができる。
足場が悪い場所でも、カメラを気にせずに両手が使えるのも便利だ。斜め掛けのままサムスライダーを伸ばし、撮影に移行することもできる。
最も短くした状態では、手首にひと巻きするだけで丁度いい長さにできて、落下防止に役立つという。
カラーは、グラファイトとブラック
「コルト」のカラーは、グラファイトとブラック。ストラップ本体には、程よいハリがありながら滑りが良く柔らかく、耐摩耗性の高い「本橋テープ」のナイロンが使用されている。
ストラップの先端部分には、ワンポイントとして天然のレザーを使用。グラファイトには姫路のベジタブルタンニンなめしレザー「ロロマ」、
ブラックにはイギリス・セドウィック社の、ハリがあり耐久性が高い革「ブライドルレザー」を採用している。
「丸型アイレット」を備えたカメラにのみ適合
「コルト」は、リングを介して取り付ける「丸型アイレット」を備えたカメラにのみ適合。キヤノンEOSシリーズをはじめとする「スリット型アイレット」を備えたカメラには使えないので、事前に確認しておこう。
「コルト」の推奨荷重は、1.5kg以下なので、小型のミラーレスやレンジファインダータイプのカメラにオススメとのこと。