転職活動をはじめると、最初に直面する課題が「履歴書作り」です。この記事では書類選考で落とされてしまうNGな理由と、採用担当者が見ているポイントについて紹介。
Cinq読者の皆さま、おはようございます。キャリアアドバイザーAです。
今朝の目覚めはすっきりしていますか?
同僚が、ランチ後の眠気に困っていました。原因は「飲酒習慣」と「喘息持ちなのにやめられない喫煙」による咳込み。どうしても睡眠が浅くなってしまうらしいのです。
そして、もう一つの要因が「糖質に偏ったランチメニュー」。自分の席でちゃちゃっと済ませられる「おにぎり」メインのランチだったのですが、糖質に偏った食事による血糖値の急上昇と急下降が、眠気を誘うらしいとの情報が。そこで、同じコンビニメニューでも「緑黄色サラダとサラダチキン」メインに変えてみたところ、その日は効果てきめんで眠気が襲ってこなかったとか…。私もさっそく試してみたのですが、本当に眠くなりませんでした! おすすめです。
もし、ランチ後に眠くて困っている方がいらしたら、ぜひ今日のランチで試してみてください。
【転職活動の第一歩】書類選考で落とされてしまう…NG理由は?
さて、今回のこのコラムのテーマは「また書類選考でお見送り…会ってくれればわかるのに!」です。
転職活動をはじめると、最初に直面する課題。
それは「書類選考で落とされること」ではないでしょうか。最近は、ネットで「ボタンをポチっと押したら応募完了」という手軽な応募も多くなった半面、瞬時にNG連絡が来ることも。「こんなすぐにNGが返ってくるなんて、ちゃんと私の書類見てくれてるのかしら?」と疑問に思う。と話してくれた転職者もいました。
「NG連絡が来るならまだマシ。連絡なしで放置された!」という怒りのお声もぽつぽつ伺います。
書類選考の結果が遅い…そんな時は
もちろん人事担当はポイントを踏まえてきちんと書類を見ています。
1つの書類にかける選考時間は、数秒~せいぜい数十秒。面接での第一印象が大切なことはこのコラムでも何度かお伝えしていますが、【応募書類も第一印象が命】なのです。
ですので、“瞬殺”とも呼びたくなるようなタイミングでNG連絡が来ることは、あり得る話です。
「なんで、連絡なしに放置するんだ!」というお怒りについてですが、こちらのケースは「NGだが、さすがにすぐにNG連絡をするのは申し訳ないから数日後に連絡しよう」と考えたものの、その「NG連絡自体が抜け落ちた」という可能性が高いです……もちろんあってはいけないことですが。
逆に、人事が「会いたい!」と思ったら書類選考結果はすぐに届きます。優秀な候補者を他社に採られてしまうリスクを考えたら、人事の動きは速いです。一週間連絡がなかったら、NGだったと考えたほうが良いと思います。
書類選考で落ちた理由は? 担当者が見ているポイントはココ
さて、書類選考のカラクリをもう少し分解してみましょう。
まずは履歴書を見たときに、書類選考担当者が最初に着目するのはどんなところか、代表的なNG要件を整理してみます。
- 転職回数が多い
- 短期転職を繰り返している
- 離職期間が長い(3か月以上)
もちろん、転職者の皆さんにはそれぞれのご事情があり、これらの理由が全て無条件で「悪いこと」とは言えませんが、書類選考の段階ではこの3要素がマイナス要因になりこそすれ、プラス評価になることはないと考えたほうが良いでしょう。
採用してもすぐに辞めるのではないか? ストレス耐性がないのではないか? 転職活動がうまくいっていない人なのではないか? という不安要因になってしまうからです。
「そういった疑問は、面接で会ってもらえば払拭できる自信がある。書類選考だけでもキャリアコンサルタントであるあなたの力で通してくれませんか? それがあなたのコンサルタントとしての価値なんじゃないですか?」と仰る転職者にもお会いしました。
「採用してもすぐ辞める人材かもしれないというリスク」と「その転職者がアピールしているスキル」を天秤にかけ、スキルが勝っていると判断された場合は、書類選考通過になります。
もちろん、キャリアコンサルタントが推薦時に「この候補者のどこに着目してその会社に推薦しようとしたか」を、熱量をもってお伝えすることによって「普段はこの経歴だと書類を通したりしないけど、●●さんの推薦なら会ってみようか」という事例もないことはないのですが、それにはやはり一定の「光るもの=会ってみようと思わせる経歴」があることが大前提です。
「面接」は、人事担当だけでなく、役員や社長等、関わる人の多い業務です。たくさんの人の時間と工数を考えたとき、人事が少しでもリスクを減らしたいと考えるのは当然のことですよね。