千葉県佐倉市にあるヤマニ味噌は、「第2回 ヤマニ味噌 蔵まつり」を10月19日(土)に、同社敷地内の味噌蔵の一部施設で開催する。

国内でも数少ない木桶造りの味噌蔵

ヤマニ味噌は、創業以来137年もの間、味噌から味噌へ発酵する菌をつなぎ生命を絶やすことない伝統製法で味噌造りを行う、木桶造りの味噌蔵。

旧佐倉藩城下町で栄えた佐倉市は、現在も「味噌部屋」という地名が遺るほど味噌造りが盛んだったというが、今では同社が佐倉市唯一の味噌造り蔵だそう。

和食文化の基となる調味料で近年、世界から注目され、健康を支える発酵食品でもある味噌。本物のお味噌の食文化を後世に遺し広く伝えるため、同社は2023年に1回目の蔵まつりを実施。県内外の人から外国人まで600名もの人がに足を運び、好評だったそう。

2回目の今年は、和食文化のユネスコ遺産登録をはじめ、日本遺産北総四都市江戸紀行の1都市に認定されている旧佐倉藩の市制施行70周年の協賛事業として実施。スケールを大きくし、コンテンツ盛りだくさんの内容になる予定だ。

注目は、「味噌の詰め放題」


「第2回 ヤマニ味噌 蔵まつり」のメインイベントは、職人厳選オリジナルブレンド木桶味噌を詰める「味噌の詰め放題」1,000円(税込)/回。通常1kgで約800円程の味噌となるが、2kgは通過点で3kgを目指してたくさん詰めてみよう。

「味噌の詰め放題」を利用した家族の小学生以下の子どもには、お菓子をプレゼント。また、数量限定で特別なブレンド味噌を使った豚汁がふるまわれる。

さらに、年に1度の限定蔵出しみそ、特別醸造味噌「極」を販売。原料全てにこだわった10月19日(金)限定の蔵出しとなっている。味噌の鮮度と息吹を感じられるだろう。


今年は、家庭でブレンドみそが楽しめる「100年4種ブレンドセット」も販売。

ホーロー容器と、鎌倉なるとや典座の店主イチカワ氏のオリジナルレシピ付きだ。