元NEWSの手越祐也が4年ぶりに出演した13日放送の日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』の平均世帯視聴率が13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で前回から大幅アップしたことが分かった。放送時にSNSでトレンドワードを席巻するなど反響も大きく、早くも業界内で「レギュラー復帰の可能性が高い」とささやかれている。
番組では、宮川大輔のお祭り企画に内村光良が6年ぶりに参戦し、それに4年ぶりの番組出演となる手越が合流。3人でそろいのハッピをまとい、イタリアでうなぎ舟と呼ばれる舟を使ったレースに挑んだ。手越がレギュラーだった当時と変わらぬ笑いあり感動ありの内容で、同番組では久々となる「ティッ!」も炸裂した。
SNSでは、多くの視聴者が「手越の復帰をリアルタイムで観るために早く帰ってテレビの前に座る」という、令和とは思えない現象が発生。その注目度の高さが視聴率にも現れ、平均世帯視聴率13.5%を記録した。前回放送の9月29日は9.9%で、手越の復帰によって3.6ポイントの大幅上昇となった。
放送時はX(旧Twitter)で「#イッテQ」「手越くん」「手越祐也」「ヘルメットおじさん」「宮川さん」など関連ワードがトレンド上位を席巻。同番組がこれほどSNSで盛り上がったのも久しぶりだ。
ただレギュラー時と異なり、手越はVTR出演だけでスタジオには登場せず。日本テレビ側は「ご本人と番組担当者が話して、当時のことについて反省されていたことを確認した上で、世の中的にも本人的にもコンディションが整っているのであれば、久しぶりにまず1回出演していただくことにした」としており、まずは1回限りのお試し復帰だったためVTR出演のみとなったようだ。
手越は『イッテQ』のスタート当初からレギュラーだったが、2020年5月のコロナ禍の緊急事態宣言下に2度も女性と夜遊びしていたと報じられたことで活動自粛処分に。翌6月にジャニーズ事務所(当時)を退所し、同番組からも事実上の降板となった。しかし、ネット上では「何年も番組に出られなくなるほどの不祥事なのか」という疑問が指摘されており、事実、緊急事態宣言中の夜遊びを報じられたタレントは他にも少なからずいるが、何年も番組から追放されたようなケースはない。