こんにちは。ヨガインストラクターの高木沙織です。

 夏の間に頑張ったダイエットも、秋になったらお休み。そして、美味しい秋の味覚をモリモリ。冬になる頃には軽く3~4kgは増加しているという方はいませんか? お腹ポッコリでデニムが穿けない……なんて声もよく耳にします。

デニムが穿けない
 ダイエットからの解放感は分かりますが、出来ることならスタイルの変化は最小限に抑えたいところ。そんなみなさんにオススメしたいのが、ポッコリお腹解消エクササイズです。(初公開日は2018年10月14日 記事は取材時の状況)

◆効果抜群なお腹痩せエクササイズ

 今回紹介するのは、一見地味なエクササイズ。ヨガのポーズである「板のポーズ」とプランクを交互におこないます。

 板のポーズもプランクも、体の中でも大きな体幹部や背部、腕の筋肉を鍛えるのに効果的。具体的に言うと、腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋と一緒にお腹が出ないように引っ込める腹横筋がしっかりと使われてくるので、お腹周りの引き締めに◎。

 咳や、激しい運動時の呼吸によって使われる筋肉と言うと分かりやすいでしょう。

◆エクササイズのプロセス

1. 床に四つ這いになる

床に四つ這いになる
2. 片足ずつ後ろに引いてつま先を立て、体を斜め一直線に保ち、「板のポーズ」を取る

※ 手は肩の真下につく

板のポーズ
3. 肩ひじずつ床について、プランクの姿勢を取る

肩ひじずつ床について、プランクの姿勢を取る
肩ひじずつ床について、プランクの姿勢を取る
4. 片手ずつ床につき直して、板のポーズに戻る

 ポイントは、腹部が落ちてこないようにすること。この動きを、まずは10回を目安におこなってみてください。

 体を斜め一直線に保つのにも、床と平行に保つのにも高い体幹力が必要になってきます。お腹周りがシュッと引き締まるだけでなく、腕や背中のラインを美しくする効果にも期待できるので、ぜひ習慣にしてみてくださいね(肘や手が痛い方は、ヨガマットなどを敷いて行ってください)。

<文/高木沙織>

【高木沙織】

「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi