こういう男性は「堅実で倹約家」と言えば聞こえがいいかもしれませんが、「俺って、こんな素敵なレストランに女性を誘っちゃうんだぜ」という見栄や自己陶酔も多いに含まれた行動とも思えませんか。

 それならば、一流店や話題のレストランを選ばずに、同じ予算内で女性が好きなお店や食べたいものを自由に食べられるデートに誘ってあげたほうが、よっぽどスマートですよね。

 こういう男性をパートナーに選んでしまった暁には、他者への見栄のための行動に付き合わされるなど、さらに窮屈な交際が待っている可能性が高いといえます。

◆見栄っ張り×セコいのWパンチは強烈

繁華街 デート
「見栄っ張りなだけ」や「セコいだけ」のシングルパンチと比べて、「見栄っ張り×セコい」がセットになっている男性の破壊力は凄まじいのです。

 日々の生活で「見栄を張る」わりには常に頭の中ではセコセコと金勘定……という矛盾が生じるので、ひとたびパートナーとなると今度は第三者に見栄を張るのに彼女を巻き込むようになることも。

 見栄を張るよりも、二人がありのままで居心地よく過ごすことを優先できるパートナーのほうが、将来的な幸福度は上がります。心が荒む前に、賢いアラフォー女性のみなさんにおかれましてはそっとフェイドアウトをなさることを強くおすすめいたします!

<文/並木まき>

【並木まき】

元市議会議員・時短美容家・ライター。働く女性や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。