女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「びっくり体験」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2022年10月23日 記事は取材時の状況)
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天気や気候が安定する秋のお出かけシーズン。けれど、インスタ映えするようなスポットでも、天気が悪いと想像していたものと全然違って、その落差にガッカリしてしまうことがあるようです。
野沢恵さん(38歳・主婦)の場合も、親孝行になればと出かけた旅行でトホホな思い出があるそう。
◆まばゆい青に心奪われる絶景の「青い池」
「わたしが大好きな、北海道美瑛町にある『青い池』。夫の実家から1時間ほどの場所で、毎年必ず立ち寄るスポットです。天気がよいとブルーの水面に、木々が鏡面のように映りこんで、息をのむほど美しいんです。この絶景をぜひ母に見せたいと、親子旅行を企画しました」
ふだん、遠出をしない母に美しい景色を見てリフレッシュしてもらいたいと、意気込んで北海道旅行を企画。飛行機さえ乗り慣れない高齢の母を連れて、アテンドした恵さん。
ですが、お天気は恵さん親子に味方してくれなかったのです。
◆悪天候のなか「青い池」へ向かう
「北海道に着いた当日は曇り。青い池は翌日に行く予定だったのですが、天気予報は下り坂。ですが北海道の山間部は天気が変わりやすいので、きっと晴れ間を見せてくれると信じていたのですが…」
翌朝、どんよりとした雲が広い空を覆っていました。日程がかぎられているため、晴れるまで待つわけにもいかず、とりあえず青い池に行くことにした恵さん親子。けれど、道中でだんだん雨が強くなります。
◆「青い池」が、まさかの「ただの池」に
「到着した『青いはずの池』は、悲しいほど濁っていました。これじゃあ『ただの池』です。母はあまり観光地に詳しくなくて『青い池』も知らなかったので青い池を見せて驚かせようと思っていたのですが、はるばる北海道まで来て、目の前に広がっているのが『ただの池』。ただの池どころか、曇り空もあいまってドブ池のように見えてしまって。母は『これが、有名な池なの…?』と、終始ポカンとしてました」