世田谷区の粗大ゴミ量は令和3年度にピークを迎えているものの、高い数字となっている。区では、持続可能な社会を実現するべく、ジモティーと協力してエコプラザ用賀内にてリユース事業を展開し、まだ使えるものを無償で引き取っている。
中野区では、粗大ゴミの対象となるのは最大辺が30cm以上のもので、予約可能な日は水曜と土曜と限られている。直近の日にちは予約で埋まっていることが多いので、急ぎの際には間に合わない可能性が高い。
練馬区では、ゴミの発生を抑えて資源を有効活用するために、再利用ができるものを資源循環センターにて清掃し、簡易修繕を実施している。区内にある4カ所の区立リサイクルセンターでは展示や販売を行っている。粗大ゴミは最大辺が30~180cmのものが対象で、分解・解体前の大きさが基準となっている。
杉並区、世田谷区、中野区、練馬区では、生活保護や児童扶養手当を受けている人など、条件に該当する人は粗大ゴミを出す際の収集手数料が免除となる減免制度もある。
当日対応も可能な不用品回収サービス
「くまのて」は、東京都を中心とした、即日対応・当日対応も可能な不用品回収サービス。追加料金一切なしの定額プランがあるため、初めての人でも安心して利用できる。さらに、補償や保険にも力を入れており、個人情報についても徹底した管理のもと運営。女性の利用者が半数以上で、20代から60代まで幅広く使われている。サービス開始以来、国民生活センター等への通報は1件もないという。
また「くまのて」では、SDGs達成に向けた取り組みとして、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を徹底し、不用品を回収するだけではなく、再利用可能な状態にして必要な人に届けたり、提携リサイクルショップに届けるなど、持続可能な社会実現を目指している。
自治体の回収サービスだけでなく、各サービスにおけるそれぞれのメリット・デメリットを理解し、適切な選択があるということを、今回公開された記事を通じて知ってほしいとしている。