UToが運営する不用品回収サービス「くまのて」は、10月8日(火)、新宿区・杉並区・中野区・世田谷区・練馬区の「粗大ゴミを処分する方法を徹底解説した記事」を「くまのて不用品回収ブログ」にて公開した。
ゴミを削減し持続可能な社会に貢献することを目指す
東京23区の粗大ゴミの発生量は近年増加傾向にある。東京都のごみ埋立地は東京湾しかなく、埋め立てができる量に限りがあり、埋立処分場の残余年数を少しでも延ばすためにも、ごみ減量に向けた取組は重要な課題となっている。そんななか、各自治体では粗大ゴミの処分を有料化することで、「家庭ごみの削減」「焼却場や処分場、清掃工場の負担を減らすことでの延命化」に取り組んでいる。
その一方で、自治体での粗大ゴミの処分方法は各自治体で異なっており、まずは処分方法を調べる必要があるうえに「手続きが面倒」「回収不可のものがある」などのルールも多く簡単には捨てられない。さらに、有料化による不法投棄問題も課題となっている。
今回公開された記事では、各自治体での粗大ゴミの出し方を、注意点などを含めわかりやすく画像付きで解説。不用品を粗大ゴミとするのではなく、「リサイクル」や「譲る」などの選択肢を知ってもらうことでゴミの削減、持続可能な社会に貢献することを目指している。
各自治体の粗大ゴミ処分方法を一部紹介
新宿区では、他区でみられる施設への持ち込み式の粗大ゴミ回収は実施していないため、指定された場所まで自ら持っていく必要がある。そのため、65歳以上の人や障害者手帳を持っている人は運び出しの依頼も可能だ。最大辺が30~210cmのものが粗大ゴミの対象であり、元々の状態を基準に回収・処理されるため、解体した場合でも粗大ゴミの扱いとなることには注意が必要だ。
杉並区の粗大ゴミの基準は、家庭から出る生活用品や家具で、かつ最大辺が30~220cmのもの。分解・解体前の大きさが基準になっている。