サンリツグループ内で製品管理、開発を担うスパホスピタリティーは、「マルチオイル -キンモクセイ-」を10月11日(金)に150本限定で発売した。

利島産の伝統素材を活用したマルチオイル


「マルチオイル -キンモクセイ-」は、東京都利島村にて古くから栽培される天然のヤブツバキから採取したツバキオイルをベースとし、昨年まで秋の限定ブレンド精油として提供してきたキンモクセイブレンドが香る、和洋の自然素材を融合した全身に使えるマルチオイル。


開発においては、ツバキオイルの製造元である利島農業協同組合、ツバキオイルの残渣を利用しナチュラルフードサプリを開発したリフェットと3者間で連携し、利島産ツバキオイルの歴史と利島産ならではの特徴的な成分構成を最大限活かした商品づくりを目指した。

国産未利用資源・サステナブル原料の活用


スパホスピタリティーは、これまで30年に渡り、芳香療法という概念、基準、メディカルグレード精油の供給量等の理由から、主にフランスを中心とした海外精油を取り扱ってきた。

しかし、海外からのゲストに対するおもてなし、国産植物の未利用資源課題の観点から、近年においては日本固有素材を活用した特徴的な製品開発にも取り組んでおり、その一環としてツバキオイルの活用を決定した。


Wellness提案型企業であるスパホスピタリティーにとって、継続的な自然との共存を目指すうえで、植物への敬意をもったサービスを展開することや環境負荷の軽減は忘れてはならないテーマだという。アロマテラピーの本質である身体だけでなく“心”に寄り添い、すべての人の健やかで美しい毎日のために、島の持続的営農や環境維持に繋がる利島産のツバキオイルを採用することとなった。

本質を追求したプロユース製品をもっと手軽に

また、近年、コンセプトの多様化や個人サロンの増加により、様々な製品が誕生すると同時に安全性に疑問が残る商品も目にすることが多くなってきた。今回の製品開発においては、30年弱に渡ってアロマのプロに供給していたノウハウを活かして安心安全な商品作りに取り組むと同時に、様々な人に気軽にアロマテラピーを体験してもらえるよう、日常的に使用しやすいマルチオイルという形での商品提供に至ったという。

濃密でリッチな潤い&甘美な秋の香りのマルチオイル