◆「ラムキン」という猫種を教えてくれた愛猫のもやし

 実はもやしくん、特徴的な巻き毛を持つ「ラムキン」という猫種。飼い主さん(@moyashi_Lambkin)とは、2022年2月に出会いました。

 当時、飼い主さんは前年の12月末に18歳の愛猫を亡くし、四十九日を済ませたばかり。保護猫を迎えようと思い、動物愛護センターに行くも、天国へ旅立った愛猫を想っては泣き、猫に触れることができない日々を過ごしていました。

 そんなある日、友人と共に隣町へ。たまたま近くにあったホームセンターに立ち寄ったところ、売れ残り、値下げされていた生後10ヶ月のもやしくんを発見しました。

生後10ヶ月の頃
生後10ヶ月の頃
「抱っこした時の感想は、“でかい”でした。この子を見つけた瞬間から、私の心は決まっていたのかもしれません」

 心奪われた飼い主さんは、もやしくんをおうちに迎える決意をします。

「たまたまラムキンという珍しい猫種だったんです。この子に会うまで、ラムキンは知りませんでした」

「もやし」は、お店で呼ばれていた名前。実はもやしくん、お店に来た頃、豆もやしみたいにひょろひょろだったことから、「もやし」と名づけられたのだそう。

その後、ふくふくとした姿に
その後、ふくふくとした姿に
 店員さんと話す中で、9ヶ月間、「もやし」と呼ばれ、かわいがられていたことを知った飼い主さんは、慣れ親しんだ名前で呼び続けることにしました。