■華麗なる犯行手口
そして2019年の12月初旬、朝5時に病院へ向かった彼女はまず看護師の休憩室に侵入しました。
そこで手に入れた制服を着用し、医療スタッフが寝ている隙を見て新生児を抱き上げたのちに立ち去ったとのこと。この時、堂々と院内を歩く姿が監視カメラの映像に映っています。
新生児は生まれてから24時間も経っていない子だった為、両親はさぞかし心配したことでしょう…。
■情状酌量の余地あり?
事件の経緯を整理した裁判所は「秀さんがこの誘拐を行ったという証拠は十分に揃っているが逮捕後は動機や事実を正直に話した」とコメント。
自ら罪を認めたこと、及び初犯であることを鑑みて情状酌量の余地があると説明しました。
最終的に下された判決は懲役1年10か月。誘拐事件にしては異例の短さとなっています。