なお、同社ではそれら取り組みによって、CO2排出量を2015年対比で16.5%削減中(2023年5月現在)。2025年までにはCO2排出量20%削減を目指している。

同社では、工場からの廃棄物や汚染の軽減にとどまらず、原材料や製品を再利用することで資源の循環を実現し、タオルの製造から販売までの一貫体制を活かしたサーキュラーエコノミーシステム「循環型バリューチェーン」を確立した。

「タオル回収キャンペーン」実施概要



タオル回収キャンペーンの実施期間は、9月17日(火)~10月31日(木)まで。回収対象タオルの条件を確認し、回収を行っている店舗へ不要になったタオルを持参すると、「リボーンコットン」商品を10%OFFで購入できるチケットを進呈する。


チケットは、「リボーンコットン」タグの付いた商品が対象となり、その他の商品には利用できない。1回の買物に利用できるチケットは1枚まで。

チケットは、有効期限を過ぎると無効となる。またチケットは、発行店舗のみで利用できる。なお、リボーンコットン商品の取り扱いは店舗ごとに異なるため、各店舗へ問合せよう。

タオル回収ボックスを設置し、キャンペーンを開催している店舗は、タオル美術館グループ公式HPにて確認しよう。

今治の地で自動織機6台からスタート

タオル美術館グループの中核会社である「一広」は、1971年の創業時、愛媛県今治の地で自動織機6台からスタートした。

現在、タオル美術館グループは、タオルの企画・製造・卸・販売に関わる全6社で構成しており、ほぼ全ての工程を自社で運営している。自社工場は日本(愛媛県今治市)を始め、中国、ベトナムの3拠点。全国の百貨店・量販店を中心に卸売事業を行う他に、全国に約60店舗の直営店舗を展開している。

また、文化活動の一環として、2000年にタオル産地のひとつである愛媛県今治市に、従来のタオルのイメージを一新させるタオルとアートを融合させた美術館「タオル美術館」を開設、運営している。