日本の風情ある温泉街の代表とも言える「草津温泉」は、観光地化しつつも地元の人とアットホームな交流も楽しめる温泉街です。毎分4,000リットルもの温泉が噴き出す湯畑が「草津温泉」のシンボル。この湯畑を中心に旅館やお土産店、カフェが並び、瓦を敷き詰めた情緒ある通りも存在します。
草津温泉には18の共同浴場に、男女合わせて500平方メートルの広さがある西の河原露天風呂など、日帰りで楽しめる温泉施設も複数あります。そして湯畑の脇には檜づくりの東屋をかたどった足湯があり、24時間無料で利用できます。
ランキング外だけど名湯!編集部おすすめの穴場温泉地3選
北関東には上記のランキングには入っていない、穴場の名湯がまだまだあります。人が少ない静かな温泉地がお好みの方にもおすすめですよ。
1.喜連川温泉(栃木)
喜連川温泉は宇都宮市の隣、さくら市にある温泉地。1981年開湯と比較的新しい温泉地で、佐賀県の嬉野温泉、島根県の斐乃上温泉と並ぶ“日本三大美肌の湯”の一つに数えられています。
温泉は鉄分を含んでいるためやや茶色がかっており、身体にまとわりつくようなやわらかいお湯で、お風呂上がりは肌がスベスベに!温泉宿は数軒程度と小さな温泉地で、知名度もそこまで高くない穴場です。
2.八塩温泉(群馬)
藤岡市を流れる神流川沿いにある八塩温泉は、知る人ぞ知る群馬の名湯。3軒の温泉宿と1軒の日帰り温泉があります。
今からおよそ200万年前、この一帯は海で、その頃の地層から塩分をたっぷり含んだお湯が湧き出るため「塩の湯口八ツ所」と呼ばれていました。これが由来となり、現在の八塩という名前が付けられたそう。塩分濃度が高いため身体の芯から温まり、いつまでもポカポカとあったかい、特に肌寒い時期には嬉しい温泉です。