もちろん、食べるのが好きということ自体は悪くないのです。実際、付き合う前のデートは食事やお茶が多いですから。ただし、若くてかわいい女性ならいざ知らず、アラフォーでこのプロフィールとなると「お金がかかりそう」「おしゃれなお店が好きで、お店選びにうるさそう」と見られかねません。会ってみたいと思ってくれる男性を遠ざけている可能性があるのです。
婚活でうまくいっていない女性のプロフィールを見ると、金銭面やコミュニケーションでコストがかかりそうに見えていることが多いです。そうではなく、数いる女性たちの中で「会ったら楽しそう」「面倒くさくなさそう」に見せるほうが得策だと思いませんか?
大手マッチングアプリPairsで、「コミュニティ」の登録人数で好きな食べ物を調べると、男性の割合が多いものは、お寿司、ラーメン、焼き鳥、焼肉、餃子、カレー、ビール、コーヒー、ハイボールなどです。この中で、デートで食べに行ってもOKと思うものがあれば、プロフィールに書いた方がいいでしょう。男性が誘うきっかけになりやすいのです。
恵さんはラーメンと餃子が好きということなので、パンケーキ以外にもラーメン、餃子を追加することにしました。
「親近感がもてる庶民派をアピールすればいいんですね」
「庶民派って、恵さんは庶民じゃないの? 高嶺の花っぽい女子アナとかが餃子とラーメン好きって言えば庶民派アピールになるかもしれませんけど。これは単純に、男性で好きな人が多い料理を加えただけですよ。女性でラーメン、餃子を書く人は少ないので差別化にもなります」
◆結婚できないのは決して年齢のせいじゃない
恵さんは36歳という自分の年齢を気にしていました。
「やっぱり年齢ですよね。若くないと婚活大変ですよね」
「たしかに年齢が上がるほど苦戦する傾向はあるけど、恵さんの場合は、36歳なのに幼いから“しくじっている”んですよ。『お父さん』じゃなくて『父』と呼ぶとか、あと投票日ぐらいは把握しておこう」