結婚後に多くの女性が直面する問題のひとつが帰省の頻度。自分の実家はまだしも、夫側の実家に長期間帰省することに対し、抵抗感を持つ方も少なくはありません。本日は遠方に実家がある方を対象としたアンケート結果を元に、先輩夫婦の帰省事情をご紹介します。併せて、帰省一回あたりの滞在日数や帰省時の心構えも伝授します。
結婚後に多くの女性が直面する問題のひとつが帰省の頻度。自分の実家はまだしも夫側の実家に長期間帰省することに対し、抵抗感を持つ方も少なくはありません。
本日は遠方に実家がある方を対象としたアンケートの調査結果を元に、先輩夫婦の帰省事情をご紹介します。併せて、帰省一回あたりの滞在日数や帰省時の心構えについても伝授します。
実家への帰省頻度
実家が同じ市内・県内など、すぐ近くにある場合は別として実家が新幹線や飛行機を使う距離にある場合、実家への帰省は家族全員での一大イベントになります。
では実家がいわゆる遠方にある方は年に何回程度、帰省をしているのでしょうか？具体的に見ていきましょう◎
- 第１位：40％｜年に２～３回
第２位：28％｜年に１回
第３位：13％｜数年に１回
このアンケート調査の結果からも年に２～３回程度、実家に帰省する方が多いということが分かります。帰省のタイミングとしては、ゴールデンウィークやお盆、年末年始など、会社の長期休暇を利用する方が多いようです。
また会社の長期休暇は家族での旅行を楽しみたい方などは、年に１回、年末年始にのみ実家に帰省するという方が多くなりました。そのほかにも、家族構成によっては帰省にかかる交通費が負担になるため、帰省は年に１回に留めているようです。
帰省にネガティブな方は数年に１回と回答
一方で第３位の「数年に１回」と回とした方の理由を見ていると、帰省に対してネガティブな意見を持つ方が多く見受けられました。
- ◎そもそも仕事が忙しく、パートナーと休みが合わないため、数年に１回しか実家へは帰省しません。
◎特に用事もなければ、両親と特別仲が良いわけでもないので、別にわざわざお金をかけて、帰省しなくても良いと思っています。
仕事の忙しさや経済的な負担はもちろんですが、実家や義実家との関係性があまり良くないと、どうしても帰省頻度が下がってしまうようです。
帰省一回あたりの滞在日数
同じくアンケート調査の結果によると帰省一回あたりの滞在日数は全体の約７割の方が１～３日程度と回答。以前は一回帰省すると約１週間程度、滞在するご家庭も多く見受けられましたが、最近だと帰省一回あたり５日以上滞在する方の割合は全体の１割程度となりました。
実際に筆者の周りでも帰省一回あたりの滞在日数は長くても３日程度。その背景には女性の社会進出や嫁姑の距離感に変化が出てきたことも関係してそうですね。
積極的に実家に帰りたい方の割合
また遠方に実家がある方のなかで、積極的に「実家に帰りたい」と考える人の割合は約65％。このアンケート結果からも多くの方が定期的に実家に帰り、親に自分や孫の顔を見せたいと考えるようです。
一方で残り35％の方は積極的に実家に帰りたいとは思わないと回答しています。その背景には「旅費が高く負担になる」「実家に帰ってもやることがないので、できれば実家側に来てほしい」などといった声が寄せられました。
