6歳から自分の生き方を考える新しいタイプの学校「オルタナティブスクールTeska Terrace」が、大阪府吹田市に2025年4月開校。11月24日(日)10:00より、Teska Terraceにて無料学校説明会を開催する。

オルタナティブスクールとは

オルタナティブスクールとは、公立や私立の学校とは違い、民間団体が独自の教育方針で運営している学校。

2015年3月に文部科学省が行った「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」では、全国に474か所の民間学校があり、さらに増えた可能性がある。

オルタナティブスクールが増えている背景としてあげられるのは、あえて民間の学校を選択する家庭が増えているということ。「オルタナティブスクールTeska Terrace」の説明会でも「公立や私立ではない学校を探しています」「現在通っている公立学校に合わなくて、違う学校を探してます」といった保護者の話をよく聞くという。

増え続ける不登校の子ども


2022年度、文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」では、不登校児童生徒数が過去最多の約29.9万人。32人に1人が不登校になっている。

学校が合わない子やあえて違う民間の学校を選択する子など様々な事情があるが、不登校の子どもたちが増えているにも関わらず、他の選択肢が少なすぎるのが大きな問題点だ。

Teska Terraceの教育特色


「Teska Terrace」のコンセプトは「6歳からのキャリアデザイン」。


子どもたちが未来の社会で幸せに生きていけるように、小学1年生から将来どのような生き方、仕事をするのか、様々な体験を通して学んでいく。公立や私立では学べない内容もたくさんカリキュラムに組み込まれている。


同校では、他の学校では経験できない、ビジネス、プレゼンテーション、グループディスカッション、投資、校外学習など、社会や仕事のことを体験を通して学ぶことが可能。多くの社会体験を経験することで、子どもの価値観が広がり、社会で必要なスキルが身につく。