“鬼に金棒”状態で走り続ける映画会社A24
この傑作を実現させたのが、またしても注目の映画会社A24。米アカデミー賞で作品賞を受賞した『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』をはじめ、『ザ・ホエール』『aftersun アフターサン』『関心領域』『パスト ライブス/再会』などなど、ジャンルも幅広くそれぞれが賞レースに絡む名作を世に送り出し続け、A24はインディペンデント系映画会社ながら今や映画業界の最前線に上り詰めた。
大量の車やヘリコプター、爆薬を使用したこれだけ大規模でハイクオリティな作風を実現させながら、それでもなお社会に斜めから切り込む独創的な“A24節”を貫く今のA24はまさに“鬼に金棒”状態。今作に続き、その資金と信念を持ってどのような作品を我々に見せてくれるのか、今後のA24の動向にも注目し続けたい。
A24が送り出す、臨場感に満ちた最新作『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、10月4日(金)より日本公開。
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』作品情報
監督/脚本:アレックス・ガーランド
キャスト:キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー
原題:CIVIL WAR|2024年|アメリカ・イギリス映画|109分|PG12
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配給:ハピネットファントム・スタジオ