9月27日からは、劇場版第3弾『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の全国公開が始まりました。九州・宮崎に出張したちさと&まひろは、殺し屋協会に所属する「お局」的存在の入鹿みなみ(前田敦子)らと共闘し、苦手とするチームバトルに挑むことになります。「ベビわる」シリーズ史上最凶の殺し屋・冬村かえで(池松壮亮)のクレイジーぶりから目が離せません。
まひろ役の伊澤彩織は現役の超売れっ子スタントパフォーマーでもあり、アクションスタントがハンパないことは周知のとおりです。記憶喪失の殺し屋を演じた『MOZU』(WOWOW、TBS系)で注目を集め、劇場版『宮本から君へ』(2019年)で元プロ格闘家の一ノ瀬ワタルと激闘した池松壮亮が、これまで以上にすごいバトルを伊澤と繰り広げています。共に日大芸術学部映画学科卒業の2人、常人離れした役者バカぶりを見せています。
地元・宮崎への凱旋ロケとなる髙石あかりも、前作『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』(2023年)からさらに進化したアクションを披露。ちさと&まひろのバディ感は、シリーズ最高のものとなっています。
生きづらさを抱えながら殺し屋業を営んでいたちさと&まひろが、生きる喜びを見出す、生と死のドラマとなっています。映画を観た後は、「今日は最高のナイスデイだね」と思わず呟きたくなるアクション快作です。
また、『ベビわる ナイスデイズ』の撮影現場を密着取材した映画『ドキュメンタリー・オブ・ベイビーわるきゅーれ』が10月4日(金)より池袋シネマ・ロサほか全国で劇場公開されます。ぜひ、映画館にも足を運んでみてください。悶々とした日々を送るあなたにとっても、最高の「ナイスデイ」になるはずです。