それだけに、初日の公演終了後は「もし事故があったら、今後こういう演出はなくなるかも」「ケガしてないかな?」と懸念の声も上がっていた。

 そして、公演2日目は前日の様子を受けて木村自身も危惧していたのか、トロッコに乗る際、「空気読めよ!」と、ファンに忠告したという。

「SNS上でファンが注意喚起していた効果もあり、2日目は“バッファ”が減って、木村に大勢のファンが群がるといったことはなかったようです。初日と同じルートを通るも混乱はなく、木村は『みんなのネットワークすごいね』『今日の大阪は完ぺき』とファンをほめていたとのこと。『今日は衣装が破れてない』と漏らす一幕もあったそうです」(同)

木村拓哉、ソロコン地方公演のチケットに残席あり! FC会員以外の一般層にもチャンスが

 そんな今ツアーは、ファンクラブ会員を対象としたチケットの受付はすでに終了している。

 ただ、「チケットぴあ」で一部公演の一般チケットが用意されており、愛知・ ポートメッセなごや 第1展示館(11月23~24日)、宮城・ セキスイハイムスーパーアリーナ(12月14日)、福岡・マリンメッセ福岡A館(同25日)の3箇所は予定枚数が終わるまで販売中だ(いずれも10月2日午前9時時点)。

 愛知と宮城は空席ありを示す「◯」の状態で、福岡公演のみ立ち見指定(1名券・2名券)に「×」マークがついていたが、指定席は残っている。ファンクラブに入っていない人でも、“生の木村”を拝めるチャンスはあるようだ。

「そのため、この機会に“生の木村拓哉”を見に行こうと思う人もいるでしょう。ただ、ライブ慣れしておらず、鑑賞する上でのルールやマナーを知らない人が、客降り時に興奮のあまり席を移動したり、木村に接触を図り手を伸ばす……といった行動をとる可能性も考えられます。今後も客同士で注意し合ったり、会場スタッフも注視していく必要はあるでしょう」(同)

 今後の公演は大きなトラブルもなく、無事に最後まで走りきってくれることを願いたい。