昭和・平成・令和と時代を重ねるごとに結婚式の内容も変化しています。特に今はコロナ禍を経て、結婚式そのものに対する価値観や考え方についても大きく変わりました。では実際に親世代の結婚式と令和の結婚式とでは、どのような違いがあるのでしょうか?具体的に紹介します。この記事を読めば親世代の結婚式と今どき結婚式の違いが分かります。

昭和・平成・令和と時代を重ねるごとに結婚式の内容も徐々に変化を見せています。特に今はコロナ禍を経て、結婚式そのものに対する価値観や考え方についても変わってきているように思います。

では実際に親世代の結婚式と令和の結婚式とでは、どのような違いがあるのでしょうか?具体的に紹介していきたいと思います。この記事を読めば、今どき結婚式の傾向が分かりますよ◎

変化01|結婚式の会場のバリエーションが豊富

『DRESSY』より引用
(画像=プラコレのウェディングレポート,『DRESSY』より引用)

私たちの親世代の結婚式では、いわゆるホテルや結婚式場・神社で結婚式を挙げるのが一般的でした。

しかし、近年ではこれらに加えて、人気リゾート地やレストラン、テーマパーク、学校など普段は結婚式の会場として使われていない場所ですらも結婚式を挙げるように。このことからも今と昔とでは、結婚式の会場のバリエーションがより豊富になったことが伺えます。

変化02|挙式のスタイルも多様化

また結婚式の会場のバリエーションが豊富になることで、挙式のスタイルも多様化しました。私たちの親世代ですと、日本の伝統的な挙式スタイルである神前式が一般的でしたが、今はチャペルで行うキリスト教式が多数派に。

さらに自由なスタイルの結婚式が注目を集める今、新郎新婦のおふたりがゲストのみなさまに永遠の愛を誓う人前式を選択するカップルも増えています。結婚式を挙げるカップルにより挙式のスタイルが異なるのも令和の結婚式ならではだと言えます。

変化03|仲人を立てないのが一般的

『DRESSY』より引用
(画像=プラコレのウェディングレポート,『DRESSY』より引用)

私たちの親世代の結婚式では、「仲人」を立てるのが一般的でした。そもそも仲人とは、縁談から結納、結婚式に至るまでおふたりの相談役となってくれる方のことを言います。

かつては結婚するおふたりにとって頼もしい存在だった仲人ですが、今の時代の結婚式では、仲人を立てるケースは少なくなっています。

『DRESSY』より引用
(画像=unsplash,『DRESSY』より引用)

その背景には、令和の時代においてはお見合い結婚ではなく、恋愛結婚が主流となったことが大きく関係しています。結婚相手を自分で選ぶ時代になり、仲人の重要性を感じないカップルが増えています。

また仲人の重要な役割のひとつである結納についても近年では実施率約5%程度。家族だけの顔合わせ食事会で済ませるケースが増えていることから、結婚式でも仲人を立てないのが一般的になっています。

変化04|ゲスト人数もさまざま

私たちの親世代の結婚式と言えば、たくさんのゲストを呼び盛大な結婚式を挙げることがひとつのステータス。特にバブルの頃は大きなウェディングケーキを用意したり、結婚式場に設置されたゴンドラから登場したりなど、とにかく結婚式を派手に執り行う「ハデ婚」がひとつのブームでもありました。

しかし今どき結婚式では、このゲスト人数に関してもカップルによりさまざま。昭和時代と同様に多くのゲストを呼んでの結婚式を好むカップルもいれば、あえてゲスト人数を絞るアットホームな結婚式を好むカップルも。ハデ婚をしていた親世代から見るとギャップを感じるかもしれませんね。