アイクは仕事の相談を受けていたとして「私は誓って指一本触れておりませんし、23時以降に未成年者と食事をしたり、長時間連れ回すような行為はしておりません」と釈明したが、そもそも保護者の承諾なしで未成年の少女を自宅に連れ込むこと自体に問題がある。アイクもその点は認め、「その時は自宅に未成年を招く事がどれだけ非常識な事なのか分かっていなかったです。今は本当に反省してます」と懺悔した。

 ハライチの岩井勇気は、昨秋に同番組で共演していた元おはガールで18歳年下の奥森皐月と結婚したが、「さすがに未成年とご飯に2人で行ったりはしない」として、奥森が18歳の成人を迎えるまでプライベートで2人きりにならなかったと明かしている。そうした意識が、アイクにもあればよかったのだが……。

 騒動は法的な問題にまでは発展していないが、以降の超新塾は地上波テレビなどにおいて「アイク抜き」の4人体制で活動。アイクは事実上の「テレビNG」状態になっている。

 この騒動によって、おはガールが廃止され、「未成年タレントとの必要以上の接触」を避けるためにスタジオから芸人が排除されたのではないかとみる向きがあるようだ。おはガールの廃止については「ポリコレ(ポリティカル・コレクトネス)的な判断では」「男女混合にしたのは時代の流れ」との見方もあるが、同時に芸人がスタジオから消えたことを踏まえると、やはり騒動の影響を勘繰りたくなる。

 もし騒動の影響だとしたら、長らく視聴者に親しまれてきたおはガールの終わり方としては非常に残念な形といえそうだ。