2005年の上京時にはすでに芸歴15年を超えていた華大。当然、『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の出場権利はなく、当時花形だった『エンタの神様』(日本テレビ系)や『笑いの金メダル』(テレビ朝日系)のオーディションでも惨敗続きだった。

 そんな中、『細かすぎる』のオーディションにひっかかった華丸の「児玉清」ネタで第6回大会に優勝。続く第7回大会でも連覇を果たし、ブレークの足掛かりをつかんでいる。

 翌06年には、ブラッシュアップした「児玉清」モノマネで華丸が『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)を制覇。一躍、芸能界のトップに躍り出ることになる。

 また、先日所属の松竹芸能からの独立を発表しているキンタロー。も、『細かすぎて』出身芸人のひとりだ。デビューから間もなく、前田敦子を大胆にデフォルメしたモノマネを引っ提げて12年の『細かすぎて』第12回大会に優勝。その際、収録語に石橋貴明から「君は絶対に売れる」と絶賛されたエピソードを、後に本人が明かしている。