極度のストレスを感じると甘いものが食べたくなるのは、「コルチゾール」という食欲を増進するホルモンが増えてしまい、「レプチン」という食欲の抑えるホルモンが減ってしまうため、食欲が増してしまう原因になります。また、ストレスに対処しようと抗ストレスである「セロトニン」が分泌されることで甘いものを食べたくなる原因になります。

ホルモンバランスの影響

ホルモンバランスの変化により、排卵後から生理前にかけては、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増えてしまいます。
プロゲステロンが増えると以下のようなことが起きやすくなります。

普段よりも空腹を感じやすくなる
・血糖値が上がる、急激に上下する
・インスリンが多く分泌される

甘いものを食べたくなった時の対処法

起床時に甘いものを食べたくなったときは、主食を抜かずに栄養バランスのよい食事を摂るようにしましょう。朝ご飯に甘いものを食べる(パンケーキ、お菓子など)集中力ややる気が低下してしまう原因になります。どうしても甘いものが食べたくなったら以下の対処法を試してみましょう。

①歯磨きをする

朝食後の後に甘いものが食べたくなったら、歯磨きをすることで食欲を抑える効果が期待できます。(ミント系がオススメ!)

②バナナ

バナナは100gあたり93kcal程度で甘くて満腹感が得られやすく、更に食物繊維が豊富なのでお通じをよくしてくれる働きがあります。

③ヨーグルト

加糖ヨーグルトは100gあたり70~100kcal程度ですが、無糖のヨーグルトは40~60kcal程度と低カロリーでなのでフルーツやジャムなどアレンジすることで種類が豊富で楽しみながら味わうことができます。

まとめ

甘いものをとると幸せホルモン「セロトニン」が作られやすくなり、精神を安定させたり、脳の活性化につながり、満腹感が得られやすくなります。

しかし「無性に甘いものが食べたくなる」「甘いものを食べないとイライラする」などよく感じることがあるときは、もしかしたら睡眠不足やストレス、栄養素が不足している可能性があります。思い当たる原因を改善するように心がけていきましょう。

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