渋谷ファッションウイーク実行委員会は、100年に一度の大規模再開発で注目を集め、多様なカルチャーや価値観を持った人々で交錯する街、渋谷からファッションを発信するイベント「渋谷ファッションウイーク2024秋」を開催する。
街を盛り上げるイベントが開催
渋谷ファッションウイークは、2014年3月に初開催して以降、毎年春と秋に開催され、今秋で22回目を迎える。これまで渋谷駅周辺の大型商業施設が中心となり、施設との垣根を超えて多彩なパートナーとともに、渋谷ならではのカルチャー発信を展開してきた。
今秋の渋谷ファッションウイークは、「DIVERCE SUSTAINABILITY(多様なサステナビリティ)」がコンセプトのもと、ファッション×サステナブルに挑戦。
世界においてファッションは、大量生産・大量消費、大量廃棄により、製造にかかる資源やエネルギー使用の増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が大きい産業と指摘され、国際的な課題になっている。
「SHIBUYA RUNWAY」に服飾専門学校の生徒が参加
渋谷ファッションウイークの代名詞とも言える路上ランウェイショー「SHIBUYA RUNWAY」は、10月20日(日)14:00~15:00に渋谷の文化村通りにて実施。
今回は、2つのコンテンツが展開される。
1つ目の「THE INCUBATION」では、次世代を作る服飾専門学校で学ぶ学生と、16年ぶりの制服リニューアルを控え、既存制服の資源循環に取り組む東急電鉄が連携。パートナーにFASHION Xを迎え、既存制服のリメイクに挑んだインキュベーション企画を実施する。
同イベントに向けて自作のデザインを応募し、厳正な審査を通過した5校の学生たちによる様々なテーマのデザインを、デザイナーズブランド「old honey」の原まり奈氏を監修に迎えてブラッシュアップした。
参加校は、エスモード・東京校、バンタンデザイン研究所、文化服装学院、武蔵野ファッションカレッジ、東京モード学園。