絢爛豪華な館内装飾や、美術品の展示会が開かれる東京都指定有形文化財「百段階段」など、ミュージアムホテルとして知られる【ホテル雅叙園東京】。その名にふさわしいあでやかなクリスマスケーキが、今年もホテル1階にある PATISSERIE「栞杏 1928」(りあん1928)で販売されます。予約は2024年10月1日(火)から12月15日(日)までです。
10台限定の「玉手箱」
注目は限定10台の「玉手箱」。毎年登場するシグネチャーケーキは今年で7代目。ホテル雅叙園東京がかつて “昭和の竜宮城” と呼ばれていたことにインスパイアされた玉手箱のデザインです。
▲「玉手箱」は限定10台 ¥31,000
重箱はチョコレートでできていて、一の重には3種類のプティ・ガトーやオレンジショコラ、結晶ボンボンなどがビッシリと詰め込まれています。手毬チョコは工芸品レベルの美しさ。二の重は、フタを開けた瞬間に部屋中に香りが広がる嘉山農園の苺を使ったショートケーキになっています。
▲蓋を開けると驚きが
どれを選ぶ?個性豊かな5種類のケーキ
さらに用意されたケーキは、形も色も味わいも全て異なる5種類と、毎年人気のシュトーレン。クリスマスの夜、身近な人をどうやって喜ばせるか、想像をめぐらせながら選んでみてください。
ペストリー料理長の生野剛哉氏が、今年最もチャレンジしたという「ジャポネハーブ・ショコラ」は、カカオ66パーセントの濃厚なチョコレートと、草餅などに使われる “よもぎ” を使い、深紅の花が驚きを誘うケーキです。
▲ジャポネハーブ・ショコラ ¥6,500
ジャポネハーブ・ショコラはチョコレートのムースや、チョコを配合したバーターケーキ、さらにチョコの羊羹などを重ねたチョコ尽くし。大粒のあずき “大納言” の入ったよもぎのケークが緑色の土台に使われます。
▲食感や風味の絶妙な違いを楽しめます
ショコラを存分に楽しめるもうひとつのケーキが「ショコラアールグレイ」。ミルクチョコレートとアールグレイの組み合わせに、オレンジのコンフィがアクセント。ケーキの先端と中心部では味が異なり、食べ進めながら変化を楽しめます。ヴァローナのチョコレート “ジバララクテ” を使ったふわりと柔らかなムースショコラや、アールグレイのヌガーにアーモンドが加わるザクザクとした食感。さらにクラシックショコラなど、多彩なショコラの味が次々に重なります。