厚塗りベースメイクは素肌感重視に
垢抜け感を大きく左右するのが、肌の質感です。色ムラのカバーに躍起になってファンデーションやフェイスパウダーなどを塗りすぎると、抜け感が失われて老けた印象になってしまいます。
ベースメイクは複数のアイテムを重ねて仕上げるため、ひとつひとつの塗る量を最小限に抑えることが重要です。
少量ずつ塗り、足りない部分のみに重ねていくように意識すると、厚塗りにならず素肌感が出やすくなります。
アイテム選びのポイントは、透明感やツヤの出るタイプのアイテムを選ぶこと。マットタイプは素肌感よりもフォーマル感が出やすくなるので、垢抜けたいときは透明感やツヤ感を重視したほうが成功しやすいでしょう。
こちらのベースメイクで使用したアイテムは以下のとおりです。
化粧下地:ナンバークロゼット「ライアースキンプライマー」(SPF47・PA++++ 税込2,530円)
ファンデーション:KANEBO「コンフォートスキン ウェア」オークルC(SPF25・PA+++ 税込6,930円)
フェイスパウダー:コスメデコルテ「ルース パウダー」00 translucent(税込6,050円)
しっかりグラデのアイメイクは単色ブロンズで軽やかに
つくり込みすぎた目力重視のアイメイクは、垢抜け感から遠ざかります。アイシャドウパレットの全色がくっきり見えるように塗り込んだグラデーションメイクは、ケバく野暮ったい印象になりやすいでしょう。
アイシャドウパレットを使いこなすのが難しい方には、使い勝手のよい色の単色アイシャドウがおすすめです。濃すぎず淡すぎないブロンズ系のアイシャドウなら、アイホールから下まぶたまで幅広く活躍します。
ブロンズ系は赤みと黄みを帯びたメタリックなブラウンなので、ブラウン系のアイシャドウが好きな方も抵抗なく使いやすいでしょう。
上まぶたには同系色のアイライナーを引いた後、ラインをぼかしながらしっかりめに塗り、下まぶたにはふんわりとぼかして入れてみてください。単色アイシャドウでも自然なグラデーションがつくれます。