ユニクロとgu、どちらも日本が誇る世界的アパレル企業で、お手頃価格でトレンドアイテムを入手できるため、同じように人気があります。ではどんな違いがあるのかご存知ですか?ユニクロとguどっちがより人気があるのか、どんな違いがあるのかを調べてみました!

ユニクロとguの違いとは?

日本のファストファッションブランドの代表格を担っているのがユニクロとguです。どちらもリーズナブルな価格で、流行のコーディネートができるということで、人気を二分しています。そんな2つのブランドですが、とても似ているので、どんな違いがあるのか分からないという声も多いんです。

そこでユニクロとguの2つのブランドについて、違いを調べてみました。コンセプトや価格、接客など様々な視点から比較してみたいと思います。またどちらも全国に店舗を構える大人気のブランドですが、実際どっちが人気なのかについても調べてみました。

【ユニクロとgu】ユニクロはどんなブランド?

まずはユニクロについて詳しく知っておきましょう。

ユニクロとは「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」を略したブランド名です。このブランド名は「他では買うことのできない良いカジュアルファッションを自由に選び買うことができる」という意味で、1984年6月にユニセックスカジュアル衣料品店として広島市にオープンしました。

ユニクロはファーストリテイリング社が展開しているブランドで、低価格で同じ型のサイズ違いや色違いを豊富に提供するという、それまでになかった独自のスタイルにより大ヒットしました。日本中に店舗を拡大し、イギリスや中国、アメリカなど海外にも進出。日本を含め世界で1000店舗以上を展開しています。

フリースやジーンズなどがヒットしましたが、あまりにも街中に同じ洋服を着用している人が増え、ユニクロを着ている人がバレる「ユニバレ」現象が起こりました。そのためユニクロの服を着ているとダサいといった印象になり、一時経営悪化の原因に。

イメージ向上のため、ユニクロは共同企画商品開発やブランドのノウハウ移入、機能性を重視した商品を開発しました。その後ヒートテック、ブラトップなどの女性向け商品がヒットし、今でも根強い人気を獲得しています。

【ユニクロとgu】guはどんなブランド?

guは「もっと”自由”に着よう」というコンセプトのもと、ユニクロと同じファーストリテイリング社とダイエーの業務提携により立ち上げられたブランドです。ユニクロのノウハウを生かしつつ、ユニクロよりさらに低価格なカジュアル衣料品店として、20代後半から30代前半の若いファミリー層をターゲットに支持を得ています。

2006年10月に千葉県に店舗がオープンしたものの、計画の3分の1の売り上げにとどまり方針転換。ベーシック商品を低価格化し、1本990円のジーンズを売り出した結果これがヒットしました。その後ガウチョパンツが大ヒットするなど、次々トレンドアイテムがヒットし、急成長していきます。

その後GUでは「低価格のトレンド商品を短いサイクルで販売する」というファストファッションのスタイルが定着し、低価格で流行のファッションアイテムをたくさん取り入れることで人気を維持してきました。

【ユニクロとgu】品質の違い

それではユニクロとguにはどんな違いがあるのでしょうか。はじめに品質から比べてみましょう。

まずユニクロは高品質、高素材なものを低価格で提供しています。多少値上げをしても品質低下を避け、丈夫で長持ちする品質のいいものにこだわっているため、ファストファッションブランドの中では安心感のある品質が魅力です。特にヒートテックなどの品質が良く肌触りの良いインナーが好評で、ヒット商品となっています。

一方guはとにかく安さ重視のため、品質にはあまりこだわっていません。そこそこの品質ですが、安くて可愛いものを多く取り入れることに重きを置いています。とはいえ、中にはguの品質は悪くないという声もあるので、服によって異なるのかもしれませんね。