◆ヘアトリートメントよりも保湿が大事
思いきって美容アイテムを減らすことで、「ナチュラルな肌の美しさを引き出すことができる」と言う那賀さん。さらに、やめた美容にヘアトリートメントがあるのだとか。
「頭皮も、顔の皮膚と同じだと気付いた時から、ヘアトリートメントをやめました。それも、乳液を使わない考え方と同じ理由から。その分、頭皮に美容液や化粧水をつけるようにして、保湿ケアに力を入れるようにしています。
頭皮をケアすると、顔の筋肉もリフトアップされて、髪だけでなく、顔の肌も綺麗になるんです。まずは顔や体の肌と同じように、頭皮に水分を与えることが大事です」(那賀さん)
ちなみに、化粧水の選び方としては、できるだけシンプルなものがベターなのだそう。那賀さんは、日中も化粧水を持ち歩き、ときどき化粧水をつけ足して、潤いをキープしていると言います。
「ファンデーションをつけなくても、化粧水があれば肌は綺麗に見えるし、十分潤いも感じられます。暑くて汗をかいた日も、顔を洗えばいいので、清潔です(笑)。毎日アイラインを描くだけなので、メイク時間も本当に短いですし、肌が綺麗なことは経済的にも時間的にもお得ですよ!」(那賀さん)
那賀さんは、日焼け止めも使わないそう。「潤いを保っていれば、日焼けに負けない肌を作れる」と言います。
◆続かなければまたやればいい
“これがいい!”と聞いた美容を続けようとしても、意外と続かずに忘れてしまうこともあります。習慣づけられない時はどうしたらよいのでしょうか。
「私もつい忘れてしまうこともありますし、お客様にも『やってね』と言っても、どこかで続けられなくなることはあります。それはそれで仕方のないことです。
私の場合は、綺麗な人を見ると『やらなきゃ!』って思うんです。お客様が綺麗になったら、自分のモチベーションも上がります。だから、すっかり忘れていた美容も、何かのタイミングで『またやろう』と思えた時に始めれば、それでいいと思います。その時に、いったんリセットして、必要のないものはやめて、本当に良いことだけ始める。それでも遅くないですよ」(那賀さん)