アクセサリーのひとつひとつが、5軸マシニングセンタという工作機械によって、丁寧に削り出されている。


アルミニウム総切削による、高級感のある輝きにも注目。アルミニウムを塊から削り出し、立体的な表面の溝が光を受けて美しく輝いている。

セイワについて


代表の加藤氏と若手メンバー

OOPARTSシリーズを展開するセイワは、抹茶や三河一色産うなぎが名産の愛知県西尾市に所在し、自動車産業が盛んな三河地区に工場を構えた従業員70名ほどの中小ものづくり企業だ。

1969年の創業以来、切削加工を生業とし、現在では自動車部品や産業用ロボット部品などの精密切削加工と精密機器の組立てという二つの事業を行っており、試作部品や数の少ないロット品など多品種少量生産にシフトしている。

また、創業50年を迎えたタイミングで立てた「試作・少量生産を価値に仕立てる信頼のパートナー」をアイデンティティに、「お客様の困りごと解決」をセイワのミッションとして取り組んでいるとのこと。

セイワの理念に掲げられている、「ものづくりを通じて全社員の幸福を追求する」ために日々精進し、人々に喜んでもらえる製品をつくり続けることでその信頼を守る、そして新しいことにも積極的にチャレンジをしていきたいと考えているという。

左から、「AATISMO」の中森大樹氏、桝永絵理子氏、海老塚啓太氏

なお、「OOPARTS-003」は、「主体性のあるものづくりへの挑戦」と「100%下請けからの脱却」を目指して2018年に結成されたプロジェクトチーム「チームセイワ魂」の活動から生まれ、2021年よりタッグを組んでいるデザインチーム「AATISMO」と共に生み出されたプロダクトとなっている。

セイワの取り組みは、今年8月に地元テレビ局に取り上げられ、現在はその内容をYouTubeにて公開中。再生回数は15万回を超え、多くの反響を得ているという。