とはいえ、パールやラメが含まれた化粧下地は毛穴の開きやシワを悪目立ちさせるリスクが高いので、40代は避けるのがベター。

ハイライトやシェーディングは立体感が出ることで小顔効果やリフトアップ効果が期待できるので、40代には必要なアイテムです。Cゾーンや鼻筋、上唇の上、顎の下に入れるのがおすすめです。ギラつくものは避け、肌なじみがよくナチュラルにツヤ感を与えられるものを選びましょう。

シェーディングを入れる場所は頬の下辺りと鼻の脇、フェイスライン。フェイスラインはパウダーをふわっと入れ、そのほかはスティックタイプでピンポイントに入れるのがおすすめです。

シェーディングは、入れているのがわからないことが大事。肌に溶け込むような仕上がりになるものを選ぶために、スティックタイプは淡く色づき、のびのいいものを選びましょう。パウダーは薄づきのものか、普段使っているファンデーションの色から2段階ほど暗い色合いのものを選ぶのがおすすめです。

◆古臭く見えるポイント4 骨格を強調するようなチーク

古臭く見えるメイク
40代は若い頃骨格を強調するようなチークがトレンドになっていた時代を経験しています。40代ともなると頬の位置はその頃と異なり、大抵の場合下がっています。それにも関わらず骨格を強調するようなチークを入れると、老けて見えることに。また、印象も流行から外れた古臭いものに見えがちです。チークは、斜め上に引き上げるようなイメージでリフトアップ効果を狙いましょう。

◆古臭く見えるポイント5 悪目立ちする鮮やかなリップ

古臭く見えるメイク
顔色がパッと明るくなるようなリップは、40代の印象を若々しいものに見せてくれますが、肌になじまず悪目立ちするほど鮮やかなリップは逆効果。古臭く見えてしまいます。

40代のリップの色選びは、肌になじむことと、肌に透明感を与えられることが欠かせません。

メイクを変えることはどこか気恥ずかしさも伴い、また、不安になることもあるかもしれません。けれど、思い切って変えることで、自分の魅力が高まる可能性が高いでしょう。ぜひ思い当たるものがあれば見直してみてください。