今回、カタリバは現地団体と協力し、能登半島豪雨の被害状況や支援ニーズの調査を開始。具体的な支援内容は、現地調査の結果を踏まえて随時発表される。

第1弾の支援物資を発送

過去の豪雨災害を経験した人の声やこれまでの支援活動を踏まえると、発災から1週間ほどは特に物資が届きにくい状況になることが予想されるという。

カタリバは、現地から「家に流れ込んだ泥をどうにかしなければならない」といった声を受け、「いま」必要とされる物資を迅速に届けるため、復旧作業に必要な物資の募集を開始した。

物資が多くの地域の人の手に届くまでの間、現地のニーズにあった物資を集めて迅速に届けるため、物資の集積保管場所の提供および輸送については、セイノーホールディングスの協力を受けることになった。

9月24日(火)には第1弾として、カタリバが能登半島地震の物資支援で収集した在庫の一部を発送した。今回は企業や団体に限らず、個人からも物資を募集している。学校や会社、近所のコミュニティに呼びかけて支援に参加することもできる。

物資募集について

今回募集している物資は、高圧洗浄機(中古でも可)、ペットボトル飲料水(未開封の箱単位で、賞味期限3ヶ月以上のものに限る)。

なお、提供した物資は返却できない。また、集積保管場所のスペースは限られているため、募集中の物資以外の物は送らないようにしよう。現地の被害状況により、募集する物資は変更となる場合がある。物資の募集期間は9月30日(月)までだが、物資の集まり具合によって終了のタイミングは変動する。物資は段ボールなどに入れて送ろう。着払い、代引受取は不可となっている。

今回は多くの人の協力が前提となることから、提供された物品に対する個別の寄付金受領証等の発行には対応していない。このことに同意できる人のみ協力を。

現金での寄付も募集中

また、現金での寄付も募集している。寄付金は、現地の状況把握のための調査活動、生活再建に必要な物資の提供、子育て世帯を中心とした被災者向けのサポート等に活用される。