代々木上原、自由が丘など「美食の激戦区」で人気のビストロを運営しているRootは、国産の材料にこだわったフレンチクルーラー専門店「FRECKLE donuts(フレクルドーナツ)」を、7月18日(木)、代々木公園にオープンした。職人の技が光るふわふわのフレンチクルーラーが人気を集めている。
オープン2か月で坪月商50万円越えを達成
厳選素材で作ったフレンチクルーラーの専門店「FRECKLE donuts」では、オープンから2か月経ち売上を集計したところ、一般的には飲食店の繁盛店の基準として「坪月商(一坪あたりの売上高)30万円」といわれているなか、2か月で坪月商が50万円を超えていることが明らかとなったそう。
現在、「FRECKLE donuts」はスタッフの適切な労務環境を提供するため、一部、時間を短縮、あるいは製造を抑えながら営業しているにも関わらず、一般的な繁盛店の1.5倍の人気店となった。
また、オープン直後から「ZIP!」「めざましテレビ」「日経MJ」などで取り上げられ、メディアも注目の店舗となっている。
どこにもなかった「フレンチクルーラー専門店」
ドーナツは、2006年の「クリスピークリームドーナツ」の上陸による第1次ブーム、2015年頃に大手コンビニがそろってドーナツに本格参入したことで競争が激化した第2次ブームを経て、現在は第3次ブームを迎えている。
今回のブームの中心は、生ドーナツ。人気が高まったことで、カフェやレストラン、さらにはうどんチェーン店など、ドーナツを扱わなかった店でも提供されるようになった。
第3次ブームで人気のドーナツの多くが「もちもち」とした食感を打ち出しているなか、「FRECKLE donuts」はあえて「もちもち」ではなく、「軽い」食感のフレンチクルーラーを提供している。厳選した国産素材と同社のパティシエが培った技術と発想力を結集し、素材の味わいを堪能できるフレンチクルーラーを届けている。