グラスティントシロップ
手の甲に塗ってみると、くすみ感のあるピンク。青みに寄りすぎず、肌のトーンを比較的問わないカラーです。赤みがほどよく感じられ、筆者がこれまで試してきた粘膜リップの白っぽいピンクに比べて落ち着いたトーン。

早速試してみました。

グラスティントシロップ
実際に試して感じたのは、ツヤ感が美しいこと。唇の縦じわが目立ちにくくなり、わざとらしくないボリュームが出ました。年齢とともに唇がより貧相になり、縦じわも気になる47歳の筆者の唇を若々しく見せてくれます。

色味も白っぽくないピンクで、ほどよい赤みがあることからイキイキした印象に仕上がり、40代でもまといやすいカラーだと感じました。

◆本当に落ちないか検証してみた

仕上がりは素晴らしいものでしたが、モチについてはどうなのでしょうか。本当に食べても飲んでも落ちないのか検証してみました。

サッとひと塗りするのではなく、筆者が通常リップを塗るときにモチをよくナチュラルなグラデーションを作るために工夫している塗り方をしました。

詳細は、下記の通りです。

(1)1度全体に塗ってから唇の上下を軽く合わせる。

(2)軽くティッシュオフ

(3)もう一度全体に塗ってから、唇の上下を軽く合わせる。

(4)唇の中央部分に少しだけ塗り重ねる。

実際にこの方法で塗ってから飲食をしてみました。

グラスティントシロップ
重ね塗りした中央部分のほうが色残りがしっかりめで、外側にかけて徐々に薄くなっていますが、全体的に色が残っています。2度塗り、3度塗りすればさらに色残りがもっとしっかりするので、塗り方を工夫することで十分に飲み会リップとして活躍してくれそうです。

◆結論

キャンメイクの「グラスティントシロップ」は、飲んでも食べても落ちにくい「飲み会リップ」に分類したいティントリップです。

ただし、1度塗りではなく、2度塗り、3度塗りするのがおすすめです。

モチをよくするにはティッシュオフしてからもう一度塗り重ねるなど塗り方にも工夫したいところ。参考にしていただけますと幸いです。