過去の恋愛のトラウマを克服する方法とは
恋愛のトラウマを克服するのは、簡単なことではありません。ですが、克服したい気持ち、恋愛をしたい気持ちがあれば、いつか必ず心から恋愛を楽しめる日が訪れます。トラウマと向き合い、少しずつ克服していきましょう。
無理に恋愛をしようと焦らない
トラウマを克服するために大切なのが、無理に恋愛をしようとしないことです。恋愛をして優しい恋人にトラウマを解消してもらう方法もありますが、相手に理解してもらう必要もありますし、相手を苦しめることになる可能性もあります。
まずは「恋愛をしなければいけない」という思い込みを捨て、仕事や趣味に没頭して、自信を取り戻しましょう。
自分の気持ちをきちんと伝えられる相手を見つける
恋愛のトラウマを克服するためには、我慢したり自分を偽ったりすることなく付き合える相手を探しましょう。付き合う前から自分の気持ちや本音を伝え、それを受け入れてくれる人かどうか確認するのです。
自分の気持ちを受け入れてくれる人、意見を聞いてくれる人と付き合うことで、自尊心が満たされます。恋人に大切にされれば、トラウマはいずれ解消するでしょう。
すぐに結果を出そうとせず時間をかけて恋愛をする
恋愛は、焦って始めても良いことはありません。トラウマを抱えている場合は、特に焦りは禁物です。好きな人ができたり告白されたりしてもすぐに付き合おうとせず、お互いを知るための時間を作りましょう。
食事やショッピングなどオープンな場所でデートを重ね、二人きりになるのは、お互いの理解が深まるまでは避けた方がベターです。
時間が解決してくれるのを待つのもひとつの選択肢
トラウマの根が深く、異性への恐怖心を引きずっているようなら、無理に異性とコミュニケーションを取る必要はありません。ゆっくりにはなりますが、時間が解決してくれるのを待つという方法もあります。
同性の友人と遊んだり動物と触れ合ったりすることで、心を癒やしましょう。ドラマや映画を観れば、恋愛にポジティブなイメージが持てるようになるかもしれません。
恋愛にとらわれず色々な人との関わりを大切にする
恋愛でトラウマを負った人は、恋愛から離れて友人や同僚、家族など人との関わりに意識を向けましょう。周囲の人たちを大切にし、大切にされることで、過去の恋人によって奪われた自信を取り戻すキッカケになるはずです。
自分は価値のない人間ではない、欠点もあれば人に負けない魅力もあるなど、新たに気づくことも多いでしょう。
自分と向き合って心の整理をする
トラウマを克服するためには、自分自身と向き合うことが求められます。辛いことではありますが、過去の恋愛を振り返り、何に傷ついたのか、本当はどうしてほしかったのかを明らかにしましょう。
時間をおいて書き出してみれば、大したことではなかったと思えるかもしれませんし、元恋人がとんでもない人だっただけで自分に落ち度はなかったと気付けるかもしれませんよ。
女性に対して恋愛のトラウマを抱える男性への接し方
過去の恋愛でトラウマを負い、女性不信に陥ってしまった男性を好きになった場合、アプローチは慎重に進めなければいけません。彼の彼女になることよりも、彼にとって安心できる人になることを目指しましょう。
相手の気持ちを一番に考えたアプローチが大切
女性に対してトラウマがある男性は、初対面の女性やあまりよく知らない女性には強い警戒心を抱いています。その気持ちを尊重することが第一で、強引に二人きりになろうとしたりボディタッチをしたりしてはいけません。
まずは知人として適度な距離を保ち、趣味の話をするなどして自分を知ってもらう努力をしましょう。彼にとって害のない人間だとアピールするのです。
ゆっくりと進めていき徐々に信用してもらえるようにする
恋愛のアプローチは、焦らずゆっくり進めましょう。カップルになることよりも、彼の友人の一人になることが先です。それまでは、恋心をなるべく抑える必要があります。
彼の前では見栄を張らず、隠し事のない、嘘をつかない人間だとわかってもらうことが大切です。過去の恋愛や失敗談を話せば、彼は親近感を抱いてくれるかもしれません。
ポジティブに振る舞い否定的な発言に気を付ける
トラウマを抱えている男性は、ネガティブな発言に敏感です。トラウマを刺激してしまうとあなたから遠ざかってしまう可能性があるので、彼の前ではポジティブに振る舞いましょう。
「話していると楽しい」「一緒にいると安心する」などポジティブな発言とともに明るい笑顔を見せることで、警戒心の強い彼を安心させてあげましょう。
最初は共通の友人などを交えて会話をすると◎
彼が安心できるようになるまでは、二人きりになるのを避けた方がベターです。同僚や共通の友人など第三者を交えるようにすると、気軽に会話を楽しむことができるはずです。気まずい沈黙をフォローしてくれるような人が良いでしょう。
第三者を交えて話すうち、お互いの理解を深め、信頼関係を築くことができます。二人きりになるのは、それからです。