■原因となった寄生虫とは
病院側はすぐさま手術を敢行し、この大きな膿を処置。中からは大量の白い液体が噴出したそうで、「肝吸虫」が原因ではないかと診断されました。
「肝吸虫」は日本、韓国、中国、東南アジアなどに広く分布する寄生虫で、コイ科の淡水魚を生で食べると感染するもの。
謝さんは淡水魚を簡単な湯通しで食べてしまったことから、体調不良に陥っていたのです。
■やはりリスクが付き物
食品衛生に関する取り決めが特段に厳しい日本でも確率が0とは言えない寄生虫感染。養殖のコイである場合殆ど問題はないとのことですが、天然モノの生食にはリスクが付きまとうようです。
「肝吸虫」に感染した場合、最悪の場合肝硬変や肝臓がんに至ることもあります。正体不明の生物は覚悟を持って口に運んだ方が良いのかもしれません…。