今年6月に日本テレビを退社した尾崎里紗アナウンサーが9月17日、フジテレビ系バラエティー番組『ぽかぽか』に出演。フリー転身後の仕事が思うように行っていない現状を吐露した。
福岡県出身の尾崎アナは、福岡県にある西南学院大学出身。2019年に大学の同級生と結婚し、2022年の第1子出産後、2023年10月まで育休を取っていた。将来的には福岡で子育てや仕事をしたいと思い、退社を決意したという。現状では東京で暮らしているが、業界内ではすでに福岡に拠点を移したと思われているとのことで、東京の仕事のオファーが入ってこないと告白。さらに、福岡での仕事となると東京からの交通費が必要となるということで、福岡の仕事も入ってこないとのことだった。
フリーになったものの、活動は決して順調とは言い難い尾崎アナ。日テレ出身のフリーアナという点では、今年3月に退社した上重聡アナも、6月27日放送の日本テレビ系『ダウンタウンDX』にて、まったく仕事のオファーがないと告白していたが、上重アナはその告白の効果もあってか、逆に仕事が激増。8月22日放送の『ダウンタウンDX』に出演した際には、「前回出演直後から(仕事のオファーの)電話が鳴りやまない」と話していた。
「尾崎アナとしても、先輩である上重アナの戦略を真似たのかもしれませんね。“フリーになっても仕事がない”というのをネタにするのは、元日テレアナの定番になりつつありますよ」(テレビ局関係者)
キー局のアナウンサーと言えば、超がつく人気商売だ。フリーになれば引く手あまたになりそうなものだが、元日テレアナについては必ずしもそうではない現状がある。
「上重アナについては、日テレ時代に個人的なスポンサー企業から利益供与を受けていたことが報じられた不祥事もあり、あまりいいイメージではなかったことも関係しているでしょう。また、尾崎アナについては、単純に知名度がそこまで高くないという要因もあると思います。日テレのアナウンサーは、一部のスターアナばかりが目立って、そうではないアナウンサーにいい仕事が回ってこない傾向がある。不祥事でスターアナ街道から外れた上重アナや、日テレ時代はそこまで大きな仕事が回ってこなかった尾崎アナが苦戦するのは、仕方がないことかもしれません」(同)