負けず嫌いな性格の心理や特徴③【自信を持っている】
負けず嫌いな人の中には、自分に対して自信を持っているという人が多く見られます。
それもそのはずですね。勝利するために、他人に負けないようにと日々向上心を忘れずに努力をしているのですから。
これも負けず嫌いの人がもつ長所だと言えるでしょう。
ですが、自信を持っているといっても全てのことに自信を持っているというわけではありません。
負けず嫌いな人というのは、自分に特化しているものもあるけれど、そうで無いものもある事を知っています。
そして、その自分の得意分野以外のことは極端に自信を喪失しやすいのです。
というのも、負けず嫌いの人は主に100か0といった物の捉え方をしますので、自信のあるものは時々過剰になってしまうほどに自信を持ち、得意分野以外のもの、不安を感じるものには一切の自信を感じることができないのですね。
これは負けず嫌いのもつ長所であり、短所でもある部分だと言えますね。
負けず嫌いな性格の心理や特徴④【悔し泣きをする】
負けず嫌いな人に時々見られる行動。それは、悔し泣きです。
学生時代などでもよく見かけませんでしたでしょうか?
体育祭などの他のクラスと競い合うような行事ごとになると、負けず嫌いが発動して積極的に行動を起こし、そこに結果がついてこなければ悔し涙を流す。
1人や2人はこのような子がクラスにいたような記憶がありませんか?
負けず嫌いの性格の人が悔し涙を流すのは、それだけ勝負に対して真剣な気持ちで挑んでいたという心理の現れですよね。
その勝負に思い入れがなければ、負けたってなんの悔しさも生まれませんからね。
その思い入れが人よりも強いことで、負けた時に感じる悔しさも人一倍なのでしょう。
このような何事にも思い入れをもって挑むという長所があるのですが、勝ち負けにこだわる必要の無いような遊びの延長戦にある勝負などにも負けず嫌いを発揮してしまい、負けた時にふてくされてその場の雰囲気を濁してしまうという短所が見られる場合もあります。
負けず嫌いな性格の心理や特徴⑤【他人と自分を比較する】
負けず嫌いな人は、よく他人と自分を比較しようとします。
自分が何をどれだけやったのかというよりは、誰が何をどれだけやったのかを重視し、それよりも自分の成果が多いのか少ないのかを比べたがるのですね。
他人と自分に優劣をつける癖があるという特徴が見られることがあります。これはどちらかというと短所に当たる部分だと言えますね。
このように他人と比べたがる負けず嫌いな性格の人は、相手が自分よりもキャパシティのある人であった場合にその相手のキャパシティに合わせて行動しようとします。
その結果自分のキャパシティをオーバーしてしまうことになってしまい、自分の首を締めてしまうことが、時々あるのです。
負けず嫌いな性格の心理や特徴⑥【何かと強がる】
負けず嫌いな性格を持つ人には、何かと強がるという特徴が見られる事も多くあります。
というのも、負けず嫌いな性格を持つ人にとって、自分の弱っている部分を見せることは負けたのと同じようなものなのです。
ですので、自分がもし負けたとしても悔しいという素ぶりをあえて見せないという人もいるのですね。
悔しい素ぶりを見せるということは、自分が負けと認めたことになる。それが嫌だという心理があるのです。
ですので、思っていることや自分の心理状態とは反対の発言や行動をとるという特徴があります。
このことから、もし自分の身近な人が何か成功したり、大きな成果をあげたとしても「へぇ、そうなんだ。」くらいの反応しかしない場合があるのですが、これは悔しい、羨ましいという感情を隠すための発言や行動なのです。