総菜の製造はタカラ食品がメインで手掛けているようですが、いなり寿司はヨーカドーの総菜ブランド「ヨーク・デリ」、おむすびはまた別の会社。駅弁で知られる東華軒や大船軒の弁当や、とんかつまい泉のかつサンドも並んでいます。
ザ・ガーデンらしいものを一品買って帰ろうと思っても、なにが「らしさ」なのかが見えず、 結局最安だったタカラ食品製造のキャロットラペ129円を購入。
ところが、帰宅後に調べたところ、タカラ食品はルミネ大船に出店している独立した総菜屋だったことが判明……。ザ・ガーデンのエリアに置かれていたものの、同店の商品ではなかったようです。
【ザ・ガーデン】まさに迷走中?
今回訪れたザ・ガーデンへの所感は「迷走」。ピーコック、成城石井でも見たことある商品が見つかる一方で、ザ・ガーデンらしさはつかめませんでした。
ピーコックも赤字スーパーなので高級スーパー自体が終焉しつつあるのは明らかですが、方や成城石井が人気を拡大している理由を考えると「総菜力」がキーなのは間違いないでしょう。
悪い言い方になりますが、ザ・ガーデンもピーコックもバイヤーがセレクトした食品を置くだけ、他社や関連会社が作った総菜を並べるだけの姿勢が共通していると今回、気付かされました。
ザ・ガーデンが自社の魅力を打ち出したオリジナル総菜を並べることができたら、客が増えることはあっても減ることはないと思うのですが……。閉店ラッシュがどこまで続いてしまうのか、気になるところです。