静岡県浜松市に、日本古来の調理法である原始焼きを用いた炉端料理店「炉端 鰻 牡蠣 浜名荘」がオープンした。

静岡・浜松は豊富な食材の宝庫

静岡・浜松は、浜名湖、遠州灘、天竜川の豊かな水産資源をはじめ、広大な森林や多様な土質に恵まれた豊かな食文化を育んできた。

海水と淡水が混じる浜名湖は、穏やかで栄養豊富な環境を利用した様々な養殖や漁業が古くから営まれ、人々の暮らしと自然が育てた豊かな生態系が広がっている。遠州灘には、河川から流れてきたミネラルで育った豊富なプランクトンを目指し、多くの魚たちが集まってくる。

三方原台地の赤土、海沿いの砂地、水はけが良い傾斜地、寒暖差のある山間部など、多様な地形と土質を持つ浜松・浜名湖地域は、広大な森林から流れてきた清流の恵みを受け、それぞれの風土に合わせた多彩な作物を育てている。

静岡県産食材を原始焼きで堪能


このエリアの豊富な農作物や水産物を季節ごとに楽しめる旬の食材・料理を、地元の人のみならず県外の人々にも伝えたいとの想いから「炉端 鰻 牡蠣 浜名荘」は開業に至った。4年前に開店予定だったが、コロナ禍の影響で延期が続き、コロナ禍が落ち着いたタイミングで満を持して2024年に開店する運びとなった。

コンセプトを練り上げオープンした「炉端 鰻 牡蠣 浜名荘」では、「静岡の魅力を静岡県産食材をはじめとした地物食材の素晴らしさでおいしくアピールしていきたい」との想いを込めて営業しているという。


同店では、静岡県産食材を原始焼きで堪能できる。日本古来の調理法である原始焼きを軸とし、厳選された食材を囲炉裏で焼き上げることで、外はパリッと、中ふっくらしっとりと仕上がる。


うなぎや牡蠣も炭火焼きにすることで、素材本来の味を堪能できる。食材は、浜松を始めとする静岡県内産をできる限り仕入れ、調味料も地元醸造会社「加藤醤油」の醤油や駿河湾のあら塩などを使用している。

炉端焼きを存分に楽しめる全3コース