「最近、本気で笑ってないな」「悲しくても泣けなくなった」 自分の感情がだんだんと鈍くなり、どこか不安を感じている人もいるようです。
自分自身の感情を認識することは、ときに自分を守ることにも繋がります。
そこでfumumu取材班は、豊かな感情を取り戻す方法を聞いてきました。
①創作の表現に触れる
「自分の気持ちがよくわからなくなったら、創作の表現に触れてみるのがいいと思います。映画や小説、漫画やアニメ。
登場人物の心理描写を見ているうちに、自分の気持ちを代弁してくれているように思ったり、自分の考えに気づくことが多いですよ。
感情が鈍くなっているときって、なにも感じていないわけではなくて、感情を理解する材料が少なくなっているんだと思うんです。創作の中で怒ったり泣いたりしているキャラを見ると、感情表現のコツを思い出すんですよね」(20代・女性)
②時間の余裕を
「自分の時間がまったくなかった時期は、感情も平坦になっていた気がします。思い切り笑ったり、悲しくて泣くこともなくて、日々を淡々と過ごしていました。
なにか起きても、気持ちが動かなくなるんですよね。物事に対して心を揺さぶる余裕が、なくなっていたんだと思います。感情を動かさないほうが、やるべきことを黙々とこなせますから。
自分の時間を過ごすうちに、『最近全然笑ってなかった!』とやっと気づきました。時間の余裕は、感情を自分自身で受け止める余裕も作ってくれるんだと思います」(20代・女性)