無関心な人の心理と特徴④感情が乏しい

1人が好きでも、自分独特の世界観を持っているのもその人の自由。 自分が困らなければ何の問題もありませんが、この「感情が乏しい」特徴には注意が必要です。

赤ん坊は感情の塊。 嫌な事があれば泣くし、欲しいものがあれば泣くし、親がかまってくれたら笑います。 生まれたときには感情であふれていたはずなのに、いつしか感情がなくなってしまった。 これは危険サインです。

無関心な人の心理・特徴35選!他人や仕事に無関心な原因は?
(画像=pixabay Photo byxusenru、『lovely』より引用)

感情が乏しい原因には極度の抑圧や、ストレス、そして心理的なトラウマなどが考えられます。 例えばアダルトチルドレン(虐待された子供)やネグレクトの親と持つ子供からは感情が消えてしまいます。 一説には脳機能そのものにダメージが与えられるそうです。

感情の乏しさには必ず原因が隠れています。 原因と向き合って変わろうとしない限り、感情が戻ることはなく、他人への関心もわかないでしょう。

無関心な人の心理と特徴⑤いじめられた過去がある

過去にいじめられた経験のある人は、自己防衛本能が働いて他人との距離を取ろうとします。 人はいじめられると、その恐怖体験からまずいろんな感情に悩まされます。

いじめられても、例えば学校が変わる、高校に進学して友人関係が新しくなるなど、きっかけがあれば他人を信用する気持ちをまた育てることができます。

でも、いじめられてそのまま社会に放り出されると(仕事に就くなど)他人との付き合い方や距離感がつかめないまま大人にならざるを得ません。

多感な年齢のいじめ経験は深い影を落とします。 他人が怖い、信用できないという気持ちは後に他人への無関心という形で自分を守ろうとする武器に変わります。

無関心な人の心理と特徴⑥家族と異常に仲が良い

アダルトチルドレンは感情が乏しく他人への関心が薄いと話をしましたが、真逆もまたアリ。

この場合は家族と異常に仲が良すぎて、家族がいればそれでいい...と極端になっているパターンです。

所詮、他人は他人。 本当に自分の事を分かってくれるのは家族だけで、最後まで味方でいてくれるのも家族だけ...

無関心な人の心理・特徴35選!他人や仕事に無関心な原因は?
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昨今子離れができない親、親離れができない子と仲良し親子が増えていますが、思春期で親の事が嫌いになるのは実は正しい成長の証。 こうやって子供は自立を学んでいくのです。 自立できない子供は社会に無関心のまま、居心地がよい家から出ようとせず、大人になりきれません。

無関心な人の心理と特徴⑦周囲からの期待(要求)が高い

周囲からの欲求が高いと、無関心の原因になります。 特に教育に力を入れて、勝手に将来進むべき方向を親が決めている場合、無関心な人になってしまいがちです。

どういう事かというと、自分の気持ちを親が理解しようとせず勝手に 「あなたは将来こうなるのよ、だからもっと努力しなさい」 と押し付けてきて、それ以外の事はダメダメと抑圧されてしまい、結果自分がやりたい事が分からなくなってしまうのです。

無関心な人の心理・特徴35選!他人や仕事に無関心な原因は?
(画像=『lovely』より引用)

もしくは自分がやりたい事はどうせ反対されるから諦める... という気持ちになると、当然自分が進んでいる方向は本意ではないので、無関心になる原因になってしまうのです。

親の抑圧で感情が乏しくなることはよくある事、子供への押しつけは親のエゴでしかありません。