Flightは、9月8日(日)~11月29日(金)の期間中、「元救急救命士が企画!実体験をもとに製作した新たな非常用トイレ【防災・備災】」を、「Makuake」にて予約販売中だ。

20年間の消防士、救急救命士の経験


田中謙二さんは、20年間の消防士、救急救命士の経験を経て2019年にFlightを福岡県久留米市にて設立。「世のため人のために尽くすことができる、他に善かれかしという思いやりに満ちたブランドであること」を理念とし、元救急救命士として、これまでに培った経験を活かした防災関連商品を届ける。

「この商品がそばにあって良かった!」 そう思ってもらえるよう、使用する人の気持ちに寄り添いながら、厳選した商品をリリースしていく。

思いやりに満ちたブランドでありたい


「AEDが各家庭にあれば、尊い命がもっと助かるのに」。田中さん救急救命士として働いていた頃、いつもそう思っていたという。

自然災害などの大規模災害時には、119番通報された場所以外にも困っている人がたくさんいる。被災した家庭にまるでAEDのような、人々を救ってくれる道具があれば、自分の力で困難を乗り越えられるはず。こうした想いから自社ブランド「ヨカレカシ」を立ち上げた。

犠牲を払ってでも世のため人のために尽くすことができる、「他に善かれかし」という思いやりに満ちたブランドでありたいという願いから、ブランド名を「ヨカレカシ」と名付けた。被災して悲痛な思いをしている人の心に寄り添い、善かれかしという想いを形にしたMakuake第1弾の商品だ。

「におい」にフォーカスした非常用トイレ



田中さんは、多種多様な数え切れないほどの救急現場に出動したが、現場活動をする上で困ったことの1つが「におい」なんだそう。便の処理をせず、放置したままの現場では、鼻を突くような強い異臭がし、時として活動の妨げになるほどだという。

また、集中豪雨の際に断水を経験した時のこと。非常用トイレを準備していなかったため、大きめのビニール袋の上でトイレを済ませ、袋の口を固く結んで屋外の蓋付きポリバケツの中に入れるということを断水が復旧するまで続けた。