SixTONESの民放初の冠番組『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』(日本テレビ)が15日に放送されたが、一部ファンの振る舞いをめぐり炎上騒動が起きている。
同番組は、メンバー6人が「新米プロデューサー」となり、独自の企画をプロデュースすることで日本中の人たちに幸せを届けるという内容。ジェシー、京本大我、高地優吾、森本慎太郎の4人は、アトラクション料が破格の値段で“日本一安い遊園地”と呼ばれる群馬県前橋市の「るなぱあく」の夏祭りをプロデュースした。
4人は「子どもたちが喜ぶヒーローショーをやろう」と思い立ち、脚本からアクションのプロデュース、フィナーレの花火打ち上げなどゼロからショーを作ることに。京本、高地、森本は仮面姿でヒーロー役を演じ、ジェシーが悪者のボスに扮することも決まった。
チケットは「販売初日の売上が3枚」という厳しい状況だったが、開催当日はSixTONESの名前を伏せているにもかかわらず、数百人の観客で行列ができた。ただ、ヒーローショーに興味がありそうな子どもたちやその親に混じり、なぜか若い女性の2人連れやグループなどが散見された。
ショーは無事に行われ、最後にメンバーたちが仮面を取って「どうも皆さん、プロデューサーズのSixTONESです!」と正体を明かすと大歓声となったが、その中にはSixTONESのツアーグッズとみられるタオルを持った女性などの姿が。たまたま持っていたタオルがSixTONESのグッズだったという可能性もなくはないが、ペンライトを持っている女性までおり、事前に情報が漏れていたのではないかと指摘されている。
企画的には「SixTONESが知名度を使うことなくプロデュース力で盛り上げる」「子どもたちを喜ばせる」といったものだったが、そのイベントにSixTONESファンが集まってしまったのでは主旨がブレかねない。最後にイベントの目標来場者数700人を上回る900人超の観客が集まったと発表されたが、これも「SixTONESファンが集まった結果」となればシラケてしまうだろう。