観光できる海鮮市場としても有名な「豊洲市場」や、新鮮な海の幸を味わうことができると人気の「那珂湊おさかな市場」、三崎まぐろが味わえる「みさき魚市場」など、食べ歩きするのが楽しい、関東でおすすめの海鮮市場をご紹介します。
1. 豊洲市場(東京)
東京都が設置する中央卸売市場の一つで、2018年に築地市場から移転しました。敷地面積407,000㎡と築地市場の約1.7倍もの広さがあり、大きく分けて3つの街区で構成されています。マグロのセリの様子を見学できたり、魚について学べるギャラリーがあったりと、観光できる海鮮市場としても親しまれています。
豊洲でやはり楽しみなのは、市場で働く人や買い出し人たちのお腹を満たしてきた市場グルメ。飲食店は、管理施設棟(7街区)に13店舗、水産仲卸売場棟(6街区)に22店舗、青果棟(5街区)に4店舗とかなりの数で、寿司や海鮮丼のお店はもちろん、うなぎ屋さん、洋食店などもあります。寿司店だけでも13店舗ありますので、いろんなお店に立ち寄りながら食べ歩きするのも楽しいですよ。
2. 那珂湊おさかな市場(茨城)
那珂湊漁港前に位置し、海産物を扱う店舗や飲食店が11店舗集結。新鮮な魚介類をお手頃価格で購入できるのはもちろん、海鮮丼やお寿司など、旬の海の幸を食べ歩きできる話題のスポットです。
市場の中でもとくに人気のお店が、回転寿司店の「市場寿し」。水産会社が運営しているだけあって、鮮度抜群のネタを使ったお寿司をリーズナブルな値段で食べられます。このほかに「海鮮処 海門」の、まぐろやサーモン、カジキといった13もの旬のネタがトッピングされた、まかない丼もおすすめ。
3. 大洗海鮮市場(茨城)
大洗漁港の目の前にある海鮮市場で、平日は朝の7時半、土日祝日は6時半から夜19時まで営業しています。地元で獲れた魚介類を中心に、春はハマグリ、夏は岩牡蠣、秋は戻りガツオにしらす、冬はアンコウなど、その時々で旬の海鮮をリーズナブルに楽しめる市場です。
新鮮な海産物を購入できる海鮮市場のほか、「海鮮どんぶり亭」「市場の浜焼き」という食事処も用意。「海鮮どんぶり亭」では海鮮丼はもちろん、茨城名物のあんこう鍋なども味わえます。朝7時30分から営業しているので、朝ごはんから食べ歩きしたい時もおすすめ!