世界最大規模の蓼科テディベア美術館や、リフトで手軽に山頂へアクセスできる車山高原、水鏡となって周囲の風景を映し出す御射鹿池など、白樺湖から車で30分以内の距離にある、白樺湖周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。

1.蓼科テディベア美術館

photo By 663highland CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons

白樺湖畔にたたずむ「蓼科テディベア美術館」は、世界のテディベア11,000体余りが集まる世界最大規模のテディベア美術館。日本国内では最初のテディベア美術館で、館内での写真や動画撮影も可能です。

展示は18のテーマに分かれており、楽しくテディベアの世界に触れることができます。2,000種類以上のテディベアグッズが買えるショップも併設しており、ショップだけの利用も可能です。

2.車山高原

初夏には新緑、夏には色とりどりの高山植物が咲き、秋には紅葉、そして冬にはウインタースポーツが楽しめる美しい高原です。車山展望リフトに乗車すれば標高1,925mの車山山頂に簡単にアクセスできますし、高山植物を楽しみながらゆっくりとトレッキングで山頂を目指すのもおすすめ。山頂からは八ヶ岳連峰や遠くは富士山の姿を望むことができます。

5月中旬から様々な花が咲きはじめ、最も有名なのが7月に咲く黄色いニッコウキスゲ。そのほか、6月には真っ赤なレンゲツツジ、8月〜9月には紫色のマツムシソウが可愛らしい花畑を見せてくれます。

3.御射鹿池

photo by Oliveさん

御射鹿池は長野県茅野市豊平の山あいにある、小さなため池です。標高はおよそ1,500m。昭和8年に農業用水用に造られました。周辺は八ヶ岳中信高原国定公園に指定されており、2010年には農林水産省の「ため池百選」にも選定されています。満水時の広さは、1.3ヘクタール、深さは8メートル、貯水量は26,000トンもあるそうです。

photo by ぽぽい子さん

かつては小さな農業用水のため池に過ぎない場所でしたが、著名な日本画家・東山魁夷画伯が作品のモチーフにしたことや、液晶テレビのCMで取り上げられたこと、書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編』に掲載されたことなどをきっかけとして一躍有名になり、多くの観光客が訪れる人気スポットとなりました。