◆今はプライベートより仕事に比重を置いてる
――現在とてもお忙しいと思いますが、ライフワークバランスについてはどうお考えですか?
松本「それは正直、9対1くらいです。仕事が9。だって仕事したくて仕方なかったわけですから。もともと22歳でデビューして、それまで地元で社会経験もして、それからもアルバイトもたくさんしてきて、いろいろなことを経験してきました。2年後、10年後、明日だってどうなるか分からないですが、いま自分のやるべきことをやって、誇りを持てていたら、また仕事がない時期が来たとしても、そのときには考え方も違うだろうと思います。
何より、今はアウトプットの時期だなと。これまでに結構インプットはしてきたと思いますし。まだまだ足りないとは思いますが、でも表現として出していって、それを面白いと言ってもらえたり、響きましたと言ってもらえたら十分です。この作品も少しでも琴線に触れてもらえたら嬉しいです」
(C) 2022「みんな生きている ~二つ目の誕生日~」製作プロジェクト
<撮影・文/望月ふみ>
【望月ふみ】
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi